GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
博多駅 [博多口駅前広場]
事業主体名
福岡市、九州旅客鉄道株式会社
分類
公共用途の建築物・空間
受賞企業
福岡市 (福岡県)
九州旅客鉄道株式会社 (福岡県)
九州大学 (福岡県)
受賞番号
11G11061
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

九州新幹線全線開業に向けて博多駅再整備事業が進められてきた。博多口駅前広場は、福岡・博多のおもてなしの玄関口にふさわしい、単なる交通広場ではなく、人々がゆったりくつろぎ駅を楽しめる場を提供することであった。平成21年度「博多駅前広場等再整備検討会」で住民をはじめ学識経験者、事業者、行政などにより計画の基本コンセプトが策定された。基本コンセプト「賑わい・交流の場」「福岡・博多の魅力を象徴する景観」「快適で利便性の高い交通結節空間」の形成を骨子に、無駄な人工物の設置を抑えたシンプルなデザインによる調和と、心地よい移動と滞留を促すような植栽や舗装などの魅力が融合した他に類のない駅の風景を創り出した。

プロデューサー

福岡市 九州旅客鉄道株式会社

ディレクター

九州大学大学院 森田昌嗣 ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治 松下美紀照明設計事務所 松下美紀

デザイナー

JR九州コンサルタンツ、復建エンジニヤリング、アービカルネット、九州大学 森田昌嗣・曽我部春香、ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治、松下美紀照明設計事務所 松下美紀・高山直樹、ジーエータップ

利用開始
2011年3月3日
販売地域

日本国内向け

設置場所

福岡市博多区博多駅

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

調和と魅力のサスティナブルな駅前広場をかたちづくるための多様な構成要素の秩序化と個性化による関係のデザイン“パブリックデザイン”。秩序化は引き算のデザインであり、無駄な人工物の設置を抑えシンプルでわかりやすい調和を、個性化は、地域特性などから抽出した価値をひとと要素と場の相互が協調した魅力のデザインに結びつけることであり、秩序化により整理された環境の中ではじめて形成されるデザインである。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

わかりやすくスムースな移動と待ち合い、そして休憩、移動の中にからだとこころに余白を感じさせる場、それとなく居たくなる場の提供。人々がくつろぎ楽しめる福岡・博多のおもてなしの駅前広場のためのシンプルな人工物による調和と、心地よい移動と滞留を促す植栽や舗装などの魅力が融合したデザイン。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

屋外の空気を感じる場、植栽が織りなす四季を感じる場、昼から夜へのあかりの移ろいを感じる場、通学・通勤などの日常を楽しくする場、出張や旅行などでの非日常の少しの感動を感じる場の提供。人々がくつろぎ楽しめる福岡・博多のおもてなしの駅前広場のためのシンプルな人工物による調和と、心地よい移動と滞留を促す植栽や舗装などの魅力が融合したデザイン。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

人々がくつろぎ楽しめる広場を備えたJR博多シティは予想を超えた集客が続いている。双子都市・福岡市にとっては、これまでの福岡・天神地区に博多・駅周辺地区の活性化が加わり、さらに双方を結ぶネットワーク型まちづくりへの進展が期待されている。人々がくつろぎ楽しめる福岡・博多のおもてなしの駅前広場のためのシンプルな人工物による調和と、心地よい移動と滞留を促す植栽や舗装などの魅力が融合したデザイン。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

調和と魅力のサスティナブルな駅前広場をかたちづくるための多様な構成要素の秩序化と個性化による関係のデザイン“パブリックデザイン”。秩序化は引き算のデザインであり、無駄な人工物の設置を抑えシンプルでわかりやすい調和を、個性化は、地域特性などから抽出した価値をひとと要素と場の相互が協調した魅力のデザインに結びつけることであり、秩序化により整理された環境の中ではじめて形成されるデザインである。

ユーザー・社会に伝えたいこと

博多口駅前広場は、単なる交通広場ではなく、人々がくつろぎ駅を楽しめる福岡・博多の玄関口にふさわしい「おもてなしの場」の提供であった。次代に繋ぐ「おもてなしの場」の創出には、住民、行政、事業者、計画・設計者の協働によるデザインが不可欠である。例えば、多数の事業者が管理する既設の地下出入口を新設と同様に再整備するなどの秩序化のための協働デザインが魅力的な立ち止まってみたくなる広場の実現にむすびついた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福岡市博多区博多駅
http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/tetsukido/machi/hakata-st.html

審査委員の評価

九州新幹線開業に向けて、これまでの博多駅のイメージを刷新するような広場が生まれた。さまざま要素がシンプルに構成されているが、ここまで要素を削ぎ落とすのは容易ではなかったことが想像できる。マイナスのデザインを徹底することで、雑多になりがちな駅前広場に秩序が生まれていることが素晴らしい。

担当審査委員| 北山 恒   乾 久美子   南雲 勝志   廣村 正彰  

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