GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
複合業務ビル [みなとみらいセンタービル]
事業主体名
オリックス不動産、大和ハウス工業、ケン・コーポレーション
分類
商業・産業用途の建築物・空間
受賞企業
オリックス不動産株式会社 (東京都)
大和ハウス工業株式会社 (大阪府)
株式会社ケン・コーポレーション (東京都)
大成建設株式会社 (東京都)
受賞番号
11G11003
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

横浜・みなとみらいに立地する複合業務ビル。事業者は高度な性能を追求、設計施工者はテナントビルに技術を最適化することで両者共に価値のあるビルの実現を目指した。ファサードは縦ストライプの構成。シンプルさの中に陰影をつけ品位のあるデザイン。基準階は、スクエアオフィスを展開。新しい構造システムTASMO-HDの開発により整形で全く柱の無い23m×80mの大空間を実現。センターコアの中央には、採光・空調に利用するエコボイドを設置し採光装置T-Soleil100を組み込み、自然光で満たされる空間を生み出す。最高の環境性能を持つビルとしてCASBEE横浜Sランクの認証を横浜市より受ける。

プロデューサー

大成建設株式会社一級建築士事務所 畠山卓也

ディレクター

大成建設株式会社一級建築士事務所 井深誠

デザイナー

大成建設株式会社一級建築士事務所 峰村雄一

峰村雄一

詳細情報

http://www.mm-center-bldg.com/

竣工
2010年5月31日
販売地域

日本国内向け

設置場所

横浜市西区みなとみらい3-6-1

問い合せ先

大成建設株式会社 設計本部

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

建築躯体や内外装の長寿命化、環境負荷低減技術、ヒートアイランド減少性能、オゾン層を破壊しない材料の使用などを通じて、建築の骨格から建築デザインする。太陽電池などを付け足す形ではないエコデザインのアプローチ。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

弱者への配慮から、バリアフリー新法・横浜市条例基準などを参照し徹底したバリアフリー化を図り行政の確認をうけたこと。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

超高層ビルに自然を取り込むエコボイドを通じて、暗くなりがちなセンターコアに太陽の光による時間の流れを与えた。朝日・日中・夕日と太陽光の色が感じられる空間をビルの移動空間であるエレベーターホールと廊下で囲むことで、ワーカーに全く新しい、体験を提供している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

超高層ビルに免震と制振構造をダブルで導入することで、ゆれの少ない居住性に優れた鉄筋コンクリート造で実現した。その全く新しい構造形式「TASMO-HD」により、柱の全く無いオフィスや、23mのスパンを梁成1mでとばす新しい空間を、鉄筋コンクリートという普遍的な材料の最適化により実現したこと。圧倒的なフレキシビリティは、多様なユーザーのニーズにこたえるワークスペースとなった。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

都市軸と直交し建築を貫通する賑わい軸を導入、街区中央に賑わいをもたらす配置計画、アクティビティを呼び起こす低層部へのしかけなどで、街・地域に貢献する。広い庭と屋上を利用したヒートアイランド対策や、生物多様性への取組など高い環境性能により横浜市よりCASBEE横浜Sランクの認証を受けた。その環境技術を行政や地域組織を通じて市民へ紹介するなど、環境教育にも取り組んでいる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

震災前に着手しましたが地震への安心安全性能を高めることは必要だと信じ、事業者の理解を得て、新しい構造形式の開発と、その構造形式と融合するデザインをしました。力学的な合理性に適い、長寿命化建築技術と外装、新しい技術と空間などというものを、建築全体で表すデザインです。デザインされた形では、安心安全性能・持続可能な建築・環境時代の要請などという形で示せないものをまとまりとして表現できたと考えます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.mm-center-bldg.com/

審査委員の評価

応募情報に図面がないので正確には読み取れないが、おそらくはファサードを特徴づけている縦ストライプの構成が構造システムとなっているのだろう。この柱列によって大スパン空間や免制震構造とも関係しているように思える。またセンターコアのエコボイドは採光や重力換気に使われているようである。次世代のスタンダードを目指すオフィスビルとして評価した。

担当審査委員| 北山 恒   乾 久美子   南雲 勝志   廣村 正彰  

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