GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
高齢者の栄養評価表 [MNAR (Mini Nutritional Assessment)]
事業主体名
ネスレ日本株式会社 ネスレニュートリションカンパニー
分類
医療機器に関する用品と設備
受賞企業
ネスレ日本株式会社 ネスレニュートリションカンパニー (東京都)
受賞番号
11G10060
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

MNARはNestle Nutrition Instituteが提唱する高齢者の健康維持を目的としたシステムで、高齢者の栄養評価を行う。【Design】6質問のポイントを合計し評価する。質問は、5問診に、BMIもしくはふくらはぎ計測の計6問で構成。【特徴】①高齢者に特化。②平易な質問で準備が不要。③評価者の職種も選ばない。③体重が測れなくても使用可能。【結果】従来の評価法や血液採取による評価と比べ、遜色なくより精度の高い評価が出来た。病院等で行っていた高齢者の栄養評価を、個々の目的で場所・評価者を選ばずに出来る。この度の東日本震災避難所の過酷な環境下においても、医療従事者によって使用された。

プロデューサー

ネスレ日本株式会社 ネスレニュートリションカンパニー カンパニープレジデント 中島 昭広

ディレクター

ネスレ日本株式会社 ネスレニュートリションカンパニー マーケティング統括部 マーケティングコミュニケーション部 部長 久連山 敦

デザイナー

ネスレニュートリション インスティテュート

詳細情報

http://www.nestlenutrition.jp/healthcare/

利用開始
2010年1月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

病院・施設

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

サステナブルな社会の一つの基盤を、健康の維持と考える。従来、病院などで行われていた栄養スクリーニングを、より身近にすることを願ったのがMNARである。健康と思われる時から、栄養状態を把握することの必要を認識していただくために、具現化したものがMNARである。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

MNARは、高齢者が栄養の負のスパイラルに落ち込むことの危機を、より早い時期に発見できるよう作成されている。栄養の負のスパイラルは高齢者の身体的特性を表しており、MNARの設問は高齢者の身体的特性を踏まえたデザインがされている。これにより、より高い精度を求めることが出来た。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

健康の維持は、高齢者の身体的環境下では充分な注意が必要である。その礎となる栄養状態は、疾患や外傷の重篤化にもつながるため、早期の低栄養状態を把握し、早期の栄養ケア介入が必要となる。低栄養に「陥らない」、「早く発見」は、高齢者の方の生活を守ることとなる。MNARは低栄養に「陥らない」「早期発見」に、身所かなツールとして活用することが出来る。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

医療・介護を産業と捉えた場合、多くは社会的費用として賄われているため、高齢者の疾患・外傷がより重篤化するのを防ぐことは医療・介護の負担を低減でき、個人のみならず社会的負担を軽減できるものと考える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

予防的に使用できるMNARが機能した場合、医療・介護の個人・社会的負担が低減でき、高齢者のよりよい生活を確保することに注力出来ることで、より良い社会の礎になることと考える。

ユーザー・社会に伝えたいこと

高齢者の身体的環境は、低栄養の場合には負のスパイラルに陥りやすい。MNARは、その根底に「普段の健康な生活を守るために、健康と思われる時から栄養状態に目を向けていただきたい」との願いが込められている。その実現にあたり、科学の手法でデザインしたのがMNARである。「健康の維持による高齢者ご自身の自己実現を。」この思いがMNARに込められた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.nestlenutrition.jp/healthcare/

審査委員の評価

高齢者の栄養状態把握について、従来は医師が専門的な評価法や血液採取による方法などを行っていたが、このシステムは専門家に頼らず、使用者を選ばず、一定の精度で評価できる画期的な高齢者のためのスクリーニングである。施設や住宅などでも手軽でスピーディに使用可能で、負のスパイラルに陥りがちな高齢者の栄養状態を早期発見することができる。この度の東日本大震災の避難所の過酷な環境下でも実績を残している事が高く評価された。

担当審査委員| 日高 一樹   五十嵐 久枝   森田 昌嗣   和田 達也  

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