GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
汎用超音波画像診断装置 [超音波診断装置 APLIO 500/400/300 (TUS-A500/A400/A300)]
事業主体名
東芝メディカルシステムズ株式会社
分類
医療機器に関する用品と設備
受賞企業
株式会社東芝 (東京都)
東芝メディカルシステムズ株式会社 (栃木県)
受賞番号
11G10027
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

超音波画像診断装置は、検査時の患者への負担が他の画像診断装置に比べて少なく、リアルタイムに画像を観察できることから、腹部一般から全身までの幅広い臨床領域で使われている。本シリーズはハイエンド機として長年、多くのユーザーから信頼を得てきたが、今回、プラットフォームを一新。データの高速処理による更なる高画質の実現、多彩なアプリケーションの搭載を可能にした。ユーザビリティにおいては、ワークフローに適したキーレイアウト、操作者の身体的負担を軽減する操作パネルとモニターの高い可動性、ハイエンド機ながら設置性と可搬性を追求したコンパクトなボディーを実現し、研究からルーチン検査まで幅広い検査環境に対応した。

プロデューサー

東芝メディカルシステムズ株式会社 超音波事業部 事業部長 石山和文

ディレクター

株式会社東芝 デザインセンター 社会インフラデザイン担当 グループ長 伊豆裕一

デザイナー

株式会社東芝 デザインセンター 社会インフラデザイン担当 伴流篤信,乙葉茂

発売
2011年7月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

病院、健診センターなど

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

超音波画像診断装置は、ライフサイクルが長いことから、様々なオプションやソフトのバージョンアップによる高い拡張性を確保し、安心してより長く使っていただけるように対応している。また、再生可能材料の比率を高めたり、部品の共通化、梱包材の削減など地球に優しい医用システムの提供を目指した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

超音波検査は、検査時の患者への負担が他の画像診断装置に比べて少なく、痛みや放射線による被ばくの心配がない反面、操作者の無理な検査姿勢から生じる身体的負担が問題視されている。本機は、操作パネルとモニターの高い可動性により負担を軽減。更に移動時の負担を軽減する軽量化の追求や画像集中に重きをおいた色調とメリハリの効いた操作画面の提供などにより操作者をサポート。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

現代社会において生活習慣病は、年々増加しており、人々の健康な生活のために画像診断装置による病気の早期発見、それによる早期治療が、身体的、経済的な面で人々を支えている。本シリーズは高精細な画像と様々なアプリケーションの搭載によって、より精度の高い診断や治療サポートを実現した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

医療関連産業は、国の成長戦略において重要な位置付けにある。欧米メーカーが大きなシェアを占める画像診断装置の分野において、日本企業として先進技術を追求したハイエンド機を提供することは、我が国にとどまらず、世界の医療そのものの向上に貢献するものと考える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢化、医療費増大、医師不足、病院経営の悪化など医療を取り巻く環境は厳しい。我々は装置に関わる様々な関係者の声を受け止め、開発へ反映。本シリーズでは、より高精細な画像で診断精度を向上させ、ワークフローの効率化を図ることで、社会問題に貢献する医用システムの提供を目指した。また、環境面では装置の小型化、消費電力の削減、特定有害物質の使用削減など環境、エネルギー負荷の少ない装置を目指した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

医師・技師に対しては、より良い診断画像を得るために、装置が持つ多彩な機能を充分に使いこなして欲しい。日々の膨大な業務に追われる中で、少しでも検査時の身体的負担を軽減する装置を提供したい。そのことが、より質の高い医療への貢献につながることを願っている。また、患者に対しては、検査時の不安を少しでも軽減し、安心、信頼して身をゆだねられるデザインにすることを心掛けた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

病院や医療従事者向けの展示会、学会などで見ることができます。
http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/products/us/index.html

審査委員の評価

本超音波診断機は従来の大きく、重い超音波診断装置ハイエンド機が有する設置性、可搬性の問題や高機能化に伴う情報量の増大による操作画面の煩雑化、操作の複雑化の問題などに対する課題解決型デザインである。キーレイアウト、GUI、操作者の身体的負担を軽減する操作パネルやモニターの可動性、設置性と可搬性に対応した形態は細部までよく検証され、また患者に対しても、安心感のあるコンパクトでスマートな形態となっている各点は、ユーザビリティを向上させたデザインとして評価された。

担当審査委員| 日高 一樹   五十嵐 久枝   森田 昌嗣   和田 達也  

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