GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ベンチ [23C3 ロビーチェアシリーズ]
事業主体名
株式会社岡村製作所
分類
公共用途の機器・設備
受賞企業
株式会社岡村製作所 (神奈川県)
受賞番号
11G10018
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「23C3 ロビーチェアシリーズ」は屋内から屋外まで幅広い設置環境に対応するベンチシリーズです。本体を共通化し、座面を変えることで屋内から屋外まで連続感のある空間を演出することができます。またこの製品は森林の健全な成長を促すために伐採された間伐材や、建築廃木材を活用した再生木材を座面に使用しています。地球温暖化問題が重要な課題となる今、森林資源の持続可能な利用を推進することは重要なテーマです。さらに一般的に流通している間伐材の製材規格に対応していますので、地域材の使用も可能です。地域材をその地域で使用する「地産地消」にもつながる製品です。

プロデューサー

株式会社岡村製作所 マーケティング本部パブリック製品部 高橋道也

デザイナー

株式会社岡村製作所 デザイン本部製品デザイン部 細谷らら

発売
2010年12月1日
価格

199,000 ~ 234,000円 (税抜価格)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

手入れの行き届かない森林が増え、林野庁でも2005年度から国産材の積極的な利用を推奨しています。そこで各地の間伐材の製材規格に対応し、一般に流通している材料を使用することを可能にしました。また、建築廃木材や廃プラスチックを利用した再生木材を使用したタイプもあります。さらに損耗が激しくなった木部材を、一本から簡単に交換することができるメンテナンス性に優れた製品ですので、製品の長期利用が可能です。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

屋外での過酷な使用に耐えられるように、脚には頑丈なアルミ脚を採用し、脚間に角管を二本渡すことで、今までに無い堅牢性を実現しています。また、座の隙間や脚の裏面リブの傾斜によって、風雨にさらされる屋外での水溜まり・ごみ詰まりを起こさない工夫を行なっています。木材の固定ビスなどの突起物を極限まで排除し安全に配慮しています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

近年、官公庁や学校等の公共空間ではガラスが多く使われ、屋内と屋外を連続した空間として捉える傾向があります。また自然の質感やあたたかみによるくつろぎの空間を演出できる木材を使用した製品が好まれています。「23C3 ロビーチェアシリーズ」は本体を共通化し、座面を変えることで屋内から屋外まで連続感のある空間を演出することができます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

屋外用座面として、エコマークの認証を受けた再生木材を使用しています。再生木材は建築廃木材や廃プラスチックを利用した100%リサイクルの環境に優しい材料でありながら、優れた堅牢性と対候性を有しています。天然木に比べ反りや割れなどの経年変化が少なく、紫外線による劣化もほとんどないため屋外利用に適しています。再生木材の使用は、限りある天然資源の有効利用につながります。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

各地の間伐材の製材規格に対応し、一般に流通している材料を使用することが可能です。間伐材や小径木を活用した巾ハギ材や集成材など森林資源の有効利用を促進します。また地域材を利用した製品をその地域で使用する「地産池消」は、製品に対する親しみを深め、製品を大事に利用する心を生み出すとともに、地域経済の活性化にも貢献します。

ユーザー・社会に伝えたいこと

屋外と屋内では求められる快適性も、構造も大きく異なります。その中でそれぞれが置かれる立場に最適であり、空間としては外から内まで統一感を感じられるデザインを目指しました。そして、多くの部品の共通化、品揃えそれぞれに問われる安全面への配慮を一つ一つ解決し、長く人々に使用される魅力あるベンチシリーズを提案します。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社岡村製作所ショールーム
http://www.okamura.co.jp/guide/showroom/index.html

審査委員の評価

本体を共通化し、座面を変えることで屋外から屋内まで連続感、統一感のある違和感のない空間を形成できるベンチシリーズ。屋外の使用に対応し、脚には頑丈なアルミ脚を採用し、脚間に角管を二本渡し堅牢性を確保した。座面は間伐材や、建築廃木材を活用した再生木材、さらに間伐材の製材規格に準じた地域材の使用、また部品の共通化や部材単位での補修などメンテナンスを考慮するなど、木質を活かした屋内外の多様な設置環境に対応できるようにしている。トータルデザインが評価された。

担当審査委員| 日高 一樹   五十嵐 久枝   森田 昌嗣   和田 達也  

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