GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
搭乗ゲート [GX7-IQ]
事業主体名
航空事業
分類
公共用途の機器・設備
受賞企業
日本信号株式会社 (東京都)
受賞番号
11G10009
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

最大の特徴として、空港搭乗口用ゲートとしては初の、フラッパーを備えたゲートとなりました。通過権利を持った搭乗客のみを通過させ、不正搭乗や誤搭乗を確実に抑制できます。従来のゲートとの相違点は、搭乗券の搬送部を無くし、ICと二次元バーコード読取のみ対応とした点です。これにより、コスト削減・保守の容易性を実現しました。また、人間検知センサーを多数搭載したことで、搭乗客の通過状態や大人と小児の区別が可能となりました。これにより搭乗をもれなくチェックし、空港係員様の負担を軽減することに成功しました。

デザイナー

梅津将之

利用開始
2010年7月24日
価格

オープンプライス

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

空港

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

搭乗客が自分自身で搭乗できるよう(セルフボーディング)、案内性の向上に取り組みました(LEDによる通行許諾案内、ドアによる通行抑止等)。飛行機での移動=面倒・難しいというイメージを取り払い、将来は駅の改札機のように手軽に搭乗して頂ける機器を目指しました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

通行に合わせ、3画面表示で搭乗案内をします(行先の表示、通行OK・NGの判定)。また、LEDを多数搭載したことで、目で瞬時に判断できるようにしました。更には、空港係員にも搭乗客の情報を見せ、どうして通行NGとなったのか、を説明できるようにしました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

飛行機に乗る=難しいこと、という観念を軽減します。駅の改札機に似た外見・使用感であることから、搭乗客は電車に乗る感覚で、搭乗口を自分自身で通過し、飛行機に搭乗することができます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

今回の開発にあたり、既存のゲートには無かった様々な新しい技術に挑戦しました。①3画面表示の同時制御(案内性を高め、搭乗客が通る位置に画面を設置し、その時々に応じた情報を表示させること)、②外見の維持継続のためにクリア塗装を採用(傷つきにくい塗料を塗り、荷物が当たっても見た目を損なわない)

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

「エコ」の視点から、資源削減に貢献しました。従来の搭乗券は、再利用の難しい磁気券が主力でした。しかし、ICと二次元バーコードの処理に特化したことで、搭乗券を再利用可能な紙に変えることができ、更には紙すらも無くしていく方向に進めることが出来ました。

ユーザー・社会に伝えたいこと

見た瞬間、「かっこいい」「使ってみたい」と思って頂けるデザインを目指しました。好奇心をかきたて、使うたびに感動を提供できる機器であること。そして、ただの通過用機器ではなく、その場所を思い出す度に、一緒に思い出してもらえる機器を、世の中に提供できればと思いました。

審査委員の評価

ICと二次元バーコード読取のみの対応で、コスト削減と保守の容易性を高め、通過権利を持った搭乗客のみを通過させ、不正搭乗や誤搭乗を確実に抑制できる空港搭乗口用ゲート初の、フラッパーを備えたゲート。搭乗客のワクワク感を損なわず、空港係員の負担を減らしよりスムーズで正確な搭乗を実現させるために、無駄の少ないスマートな筐体デザインと、通行に合わせた3つの画面表示(行先の表示、通行OK・NGの判定)による情報デザインなどを採用した。これまでの飛行機に乗る=難しいこと、という観念を軽減した、搭乗客と空港係員双方の立場から取り組んだデザインが評価された。

担当審査委員| 日高 一樹   五十嵐 久枝   森田 昌嗣   和田 達也  

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