GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
天井クレーンコントローラ [直感型クレーンコントローラ【zen】]
事業主体名
株式会社五合
分類
生産、加工、流通に関する用品と機器設備
受賞企業
株式会社五合 (愛知県)
株式会社コムデザイン (愛知県)
受賞番号
11G09035
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

天井クレーンコントローラ【zen】は工場に設置されている天井クレーン用のコントローラです。従来は“東西南北”の4個のボタンが縦に配置されたコントローラで、方向転換するたびに行きたい方角のボタンを押し直していたため、方角の誤認識や思い込み、ボタンの押し間違いなどで、死傷事故が多発していました。天井ホイスト部から特殊ケーブルで吊り下げられた【zen】は、行きたい方向にグリップを回転させ、1個しかないスタートボタンを押す事により、迷わず安全で効率的に吊り荷を360°自由に移動させる事ができる全く新しい操作方式のコントローラです。

プロデューサー

株式会社五合 小川宏二

ディレクター

株式会社五合 山口藤起

デザイナー

株式会社コムデザイン 堀田俊則

詳細情報

http://www.gogoh.jp/

発売
2011年1月8日
販売地域

日本国内向け

設置場所

工場内天井クレーン

問い合せ先

株式会社五合
Email: infogogoh@gogoh.jp
URL: http://www.gogoh.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

従来のマグネットコンタクタでモータをON、OFFさせたときよりも効率よくモータを制御することで消費電力を削減できるインバータ方式を走行・横行とも採用した。さらに操作を分かりやすくすることで押し間違いをなくし、無駄なモータ起動を発生させないようにすることで工場内の消費電力を減らし、エネルギー消費削減・二酸化炭素排出抑制に貢献することを目標とした。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

クレーンコントローラzenは、動かしたい方向にコントローラを回転させ、1個しかないスタートボタンを押すだけであり、人間工学を考慮した使いやすいデザインとなっている。従来のコントローラでは得られない安全性と直感的な操作性を持っており、どうしても防ぐことが出来なかったヒューマンエラーからくる死傷事故やヒヤリハットなどを大幅に減少させることが出来る。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

工業製品であるため、直接生活に関わる製品ではないが、クレーン操作をしている工場内で今まで危ない思いをしてきた作業員が分かりやすく直感で操作できるコントローラを使用すれば、事故を減らすことができクレーン操作者のみならず補助作業員や周りの作業員も安心して職場で作業が出来る環境を作ることが出来る。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

直感で操作できるクレーンコントローラzenを使用すれば、死傷事故やヒヤリハットなどを防ぐことができ、労働災害を減らすことができる。さらに操作効率もアップするため、生産性を高め競争力をアップさせる事ができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

弊社コントローラは走行、横行ともインバータでモータを制御する。そのため、従来のマグメットコンタクタでモータをON、OFFさせたときよりも効率よくモータを制御することがでる。さらに押し間違いで無駄なモータ起動を発生させないため工場内の消費電力を減らすことができ、エネルギー消費・二酸化炭素排出抑制に貢献できる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

クレーンコントローラ【zen】は過去数十年間全く変わらなかったクレーンの操作方式を大きく変える革新的な製品です。安全で安心できる工場、効率的で生産性がよい工場、環境負荷の少ない工場にするのは誰もが願うことと思います。【zen】はそんな想いを叶えることが出来る製品と確信しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社五合
http://www.gogoh.jp/

審査委員の評価

従来型天井クレーンのコントローラが持つ、最も改善しなければならないネガティブな要素を根本から解決した画期的なデザインである。従来型は、移動する方向を一旦頭の中で反芻し、ぎこちなく操作していたのが、事故一歩手前で作動を中止することが多く、作業者に大きなストレスを与えていた。当該商品は、グリップハンドルで東西南北の行きたい方向を設定することで、後はクレーンの作動に集中するようにした。まさに根本的な作法のデザインである。産業機器分野に対すデザイン本来のあり方を示した好例である。

担当審査委員| 山田 晃三   馬場 了   平野 哲行   村上 存  

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