GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
装飾素材・部材 [ソフトウッディマテリアル]
事業主体名
(財)島根県西部山村振興財団
分類
素材・部材
受賞企業
財団法人島根県西部山村振興財団 (島根県)
受賞番号
11G09003
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

自然に恵まれ清流日本一となった高津川の流域材を木工職人がデザインした新しい素材です。緩やかな波面のような加工を行った桧を大胆にずらして集成材とすることで、柔らかなカーテンのような素材を造りました。凹凸の曲線が創りだす光と影のコラボも魅力的です。90x90cmのサイズを基本として、使用箇所にあったサイズにカットして利用でき、パーティションや壁面材、建具や家具などにも使用可能。自然の素材を生かし、触る、香るなどを感じる空間にするのもこの製品の特徴です。また、国産材の利用により環境分野に貢献。高津川流域材を使用ということから地域振興に貢献するのもこの製品の目的の一つになっています。

プロデューサー

(財)島根県西部山村振興財団 事務局長 松本健志

ディレクター

京都精華大学PD学科教授 井上斌策

デザイナー

(財)島根県西部山村振興財団 技術員 高城琢馬

詳細情報

http://www.iwami.or.jp/seibu

利用開始日(検討中)
2013年4月1日
価格

オープンプライス

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

近年では、居住空間の湿度環境が問題になっている。この素材によって、木の特徴を生かすことにより室内の湿度を調整し、快適な居住空間を得ることができる。また、この製品は高津川流域材・地域材を利用することで、地域活性化に取り組んでいる。環境配慮・林業の活性化がこの製品の目的の1つとなっている。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

防虫効果や抗菌作用があるとされているヒノキは、住まいの環境に大切な役割を持つ。それを新しい素材にして体感してもらう。見る、触る、香る、木の優しさを感じる空間を提供する。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

自然素材をそのまま使用しているため、木が持っている特徴として湿気を吸収し、放出(呼吸している)する。それによって快適な居住空間が出来上がっていく。また、視点の角度、光の当たる方向によって光と影の演出ができる。それにより、変わった雰囲気や楽しみ方、なごみの空間を提供できる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

国産材の利用により環境・林業分野に貢献。そして、高津川流域材を使用ということから地域振興に貢献するのもこの製品の目的のひとつになっている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

木が持っている特徴により室内の湿度を調整することで快適な空間を得ることができる。国産材・地域材を利用することにより、林業・地域の活性化につながっていく。この製品にはそれが可能である。

ユーザー・社会に伝えたいこと

居住空間の中で木は、余分な湿気を吸収して、必要な分だけ放出します。見て、手で触って、香りに触れて-木は生きていることをこの製品で皆さんに体感して欲しいです。木の温もり、優しさを感じる空間として利用されればなお、うれしいです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

(財)島根県西部山村振興財団
http://iwami.or.jp/seibu/

審査委員の評価

やわらかで美しい表面と、品位のある桧の素材感が高度に組み合わされているデザインの優秀性を高く評価した。単なる美しい集成材という建築素材に、一手間加えて”表現素材”にすべく、デザインを積極的に応用し、新しい価値を創出した点は素晴らしい。これからの素材産地が生き残るお手本を示してくれた行為もグッドデザインである。ここで生み出した技術をもとに、さらなる美しデザインバリエーション商品の出現を期待したい。

担当審査委員| 山田 晃三   馬場 了   平野 哲行   村上 存  

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