GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
鉄道車両 [225系近郊形電車]
事業主体名
西日本旅客鉄道株式会社
分類
運輸・産業・土木建築関連車両・船舶、関連機器
受賞企業
西日本旅客鉄道株式会社 (大阪府)
受賞番号
11G08050
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「225系」は、京都、大阪、神戸を結ぶ「新快速」、大阪と関西空港を結ぶ「関空快速」用の最新型電車です。安全性向上を最優先テーマにし、従来からのコンセプト「明るく、広く、静かで、快適な」車両を目指して開発しました。とりわけ、万一の事故を場合を想定し、被害を軽減することを目指しました。車体構造、客室内設備の安全性向上に関して、研究開発等を行った技術を積極的に導入しています。

プロデューサー

西日本旅客鉄道株式会社

詳細情報

http://www.westjr.co.jp/

利用開始
2010年12月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

「環境」と「開発」を、互いに反するものではなく共存し得るものとしてとらえ、魅力があり、環境にやさしい車両を目指しました。車両材料にはリサイクル可能な材料を選定し、廃車時へのリサイクル対応を明確にしています。また、交通体系全体でのCO2排出量の削減に貢献するために、安全上強度を確保した上で車両重量の低減や回生電力の使用範囲拡大など更なる省エネルギー化を図っています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

握り棒を握った時の手の感覚、室内を見た時の明るく広い室内空間、そして車両に乗車していただいた時の音の静かさや、揺れの少なさ、動き出しのスムーズな加速感など、直接的にご利用していただくお客様の五感に対しての快適性を配慮しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

関西の都市圏生活における移動手段の一つとして安心して使用していただけるように考え、日常の生活の一部として自然体に使用していただける鉄道を目指しました。JR西日本のコンセプトである「明るく、広く、静かで、快適な」車両空間を提供します。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

JR西日本は、100万都市、大阪、京都、神戸を擁する日本第二の都市圏で高速鉄道ネットワークを約250の駅と、約3600両の車両で営んでおり、毎日約300万人のご利用があります。この鉄道ネットワークを、より快適に、より安全にするべく次世代車両として開発しました。日本の鉄道事業全体の安全性向上に寄与することを念頭においています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

近郊形直流電車「225系」は、従来の車両の「223系」との比較し、より大きい容量のモーターを使用しています。このモーターを最大限使用することでブレーキ時に発生するエネルギーを電力として回収する電力量を増やしました。通常の運転扱いでは、ほとんどのブレーキ時のエネルギーを電力に変換でき、省エネルギーに貢献しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

京都・大阪・神戸を中心とした都市圏鉄道網「アーバンネットワーク」には、いつも新しい近郊電車を開発投入してきました。明るい大きい窓が特徴の221系、より高性能に進化した223系、そしてより安全性を高めたのが225系です。この車両が日本の鉄道車両全体の安全性向上に寄与することを願っております。

審査委員の評価

この車両は特に安全性への配慮が徹底している。急制動時にも怪我などの事故につながりにくいよう、吊手や手すりなどのカラースキームにオレンジ色を採用しており、それが通常時でも目障りにならない範囲のアクセント色として解りやすいデザインとなっている。太めのグリップは握った際にしっかりと持てる工夫を、また角などに丸みを持たせた部品形態とするなどの配慮がなされていることもよい。地味ながら室内空間のトータル・デザインとして、安全性の向上を最優先のテーマとした取り組みを高く評価したい。

担当審査委員| 山村 真一   木村 徹   原 研哉   福田 哲夫  

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