GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
学生寮 [お茶大 SCC]
事業主体名
お茶の水女子大学
分類
住宅
受賞企業
お茶の水女子大学 (東京都)
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科元岡展久研究室 (東京都)
河野泰治アトリエ (東京都)
受賞番号
11G05033
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「お茶大SCC」は学生が共に生活し、共に成長する場所として設計されたお茶の水女子大学の新しい学生寮である。個性豊かな学生たちの人間関係の中で社会性をつちかう場所、仲間と協力しながら自己実現を目指す場所、自立性と協調性をもった人格を育む場所として、5名の寮生が一つの「ハウス」をつくり、小さなコミュニティを主体として共同で生活するという新しいタイプの学生寮である。

プロデューサー

お茶の水女子大学

ディレクター

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授元岡展久

デザイナー

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科元岡展久研究室(元岡展久、鈴木杏理)(基本計画基本設計)、河野泰治アトリエ(河野泰治 鍋野友哉)(基本設計)、上野・藤井建築研究所(実施設計)

上:元岡展久、鈴木杏理、下:河野泰治、鍋野友哉

詳細情報

http://www.ocha.ac.jp/gss/ochadaiscc/index.html

利用開始
2011年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都文京区大塚1-6-7

問い合せ先

お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 元岡展久研究室
Email: motooka.nobuhisa@ocha.ac.jp
URL: http://www.eng.ocha.ac.jp/architecture/motookastudio/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

新しい寮においては、5人で設備を共用することによって、低負荷となるよう設備的配慮を行っている。また、隣接する小石川寮(1981年建設)を取り壊すことなく、共存できるような施設配置を行った。スクラップ&ビルドではない、持続可能な寮の建設、改修、運営に取り組んでいる。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

人々の生活様式の相違と共通性から、生活空間の中での共有できる部分と、個人的な部分に分けて、住戸がデザインされている。したがって、ルームシェア型住戸において、寮生は、他人とともに共同生活をすることを通じて、人間の身体の差異と共通性を見つめ直す機会となる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

共同生活を行うことによって、画一的な住まい方ではない、さまざまな住まい方が触発されるだろう。他人との協調性がうみだされ、助け合いの精神がつちかわれるなかで、住まい手は、生活の多様なあり方を理解することができる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

現在注目されているルームシェア型のマンションや寮にたいして、一つの実験的なモデルとなること。また、「共有する」生活スタイルの提案となっていること。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

ルームシェア型の共同寮を新たに試みることで、学生の多様な生活を支援することが可能となる。そこでは、ひとりひとりがものを所有し消費するという、これまでの生活のあり方を見つめ直し、他人とものを共有することで、環境的にも優しい生活ができる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

大学学生寮は、人生の多感な時期に若者が学び成長する重要な住まいである。寮に求められるのは、個性を生かすと共に、共同生活のなかで豊かな人間関係を培っていくことのできる環境である。かつて共同生活が営まれていた豊かなコミュニティは、近年、少子高齢化や核家族化により希薄化が進む。その反面としてルームシェアという住まい方が注目される。ルームシェアによって、学生が共に学び成長する環境をつくりたいと考えた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.ocha.ac.jp/gss/ochadaiscc/index.html

審査委員の評価

学生寮として、集団で生活することの社会的な意味を、平面計画に積極的に提案している点を評価したい。

担当審査委員| 難波 和彦   千葉 学   手塚 由比  

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