GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [丘テラス神楽坂]
事業主体名
尾張屋土地株式会社+川辺直哉建築設計事務所
分類
住宅
受賞企業
尾張屋土地株式会社 (東京都)
川辺直哉建築設計事務所 (東京都)
受賞番号
11G05027
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地は見晴らしの良い丘にあり、北側の接続道路には低層の住宅が建ち並ぶ、落ち着いた住宅街である。建物は、北側の建物高さを低く抑えながら、見晴らしの良い南側にいくにつれて、徐々に住戸を積み上げたような構成になっている。南北に長い敷地形状をしているため、住戸へのアプローチを中央に設け、それぞれの住戸が3面以上外部と接することができるように、少しずつズレながら平面が配置されている。外部との接点になる開口部には、適度に囲われたテラスを設け、縁側のように直射光を遮りながら、柔らかな光を室内に運んでいる。風は南北に通り抜け、空調だけに頼らず、四季の変化を生活に取り込むことができる。

プロデューサー

尾張屋土地株式会社

デザイナー

川辺直哉建築設計事務所 川辺直哉

川辺直哉

利用開始
2011年1月5日
販売地域

日本国内向け

設置場所

新宿区

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

集合住宅はその規模から、周辺環境に与える社会的な影響が大きくなる。周囲の環境を細かく読み取り、長いスパンでその敷地に対して寄り添っていけるように、周辺建物に対して視線や日照、圧迫感などを繊細にデザインした。外装や内装の仕上げについても、素材感を大事にし、オイル仕上げのフローリングや珪藻土クロスなど経年変化を楽しめような選定をしている。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

縁側の様に引き込まれたテラスでは、優しい光と心地よい風通しを期待でき、また視覚的にも軒下空間の涼やかさを感じることができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

多様な家族形態に対応できるよう住戸のバリエーションを持ち、可動間仕切りを利用して生活のパターンに合わせた使い方の調節ができる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

賃貸住宅は場所固有の性質(周辺環境や賃貸需要)を読み取ることが事業性にとても大きな影響を与える。周辺の環境が変わったとしても担保される住戸の環境や、街並みに馴染んだ建ち方は、価値を保ち続けて、ずっと住み続けていけるような優良な都市のストックとして機能すると考える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

日々の生活の中で、自然環境の恩恵を受けて生活を送ることは、電力消費や環境汚染へも目を向けるための良いきっかけとなる。生活という細やかな積み重ねが環境に与える影響はとても大きいと認識し、住人一人々々の意識が少しずつ変化していければと考えている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

生活の為に環境を用意するのではなく、環境によって建築を変化していくことが、デザインの本質的な部分と考え、持続的な価値を生み出していくために、常に社会や環境に目を向けていきたいと考えている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

尾張屋土地株式会社
http://www.owariyatochi.co.jp/

審査委員の評価

全体のボリュームを分節化することで、街並みのスケールとうまく調和している。内部もシンプルな空間を可動間仕切りで調整できるなどの工夫がなされている点も良い。

担当審査委員| 難波 和彦   千葉 学   手塚 由比  

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