GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
三階建て住宅 [Walk Away]
事業主体名
バンデザイン一級建築士事務所
分類
住宅
受賞企業
バンデザイン一級建築士事務所 (愛知県)
受賞番号
11G05082
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

狭小間口、南北に奥行が長い敷地に建つ都市型の木造三階建て住宅。ロの字プランが特徴。ライトウェル(光り井戸)をつくり出す三階分吹抜けの中庭、それを囲むようにスパイラル状に上がるスロープの様な階段(蹴上100mm踏面400mm)、スキップフロア、それらの工夫で各フロアに満遍無く光と風を導くと同時に、三階まで容易に上がれるようにした。南側にあるガレージと北側の玄関等部屋の床高さの段差を利用し、南側建物ボリュームを1m下げた。そうすることで中庭を中心としたスキップフロアを作ることが出来た。南側ボリュームを低くしたことで光が入り易くなり、ライトウェルを通じて北側の部屋の奥にまで太陽光を導くことが出来る。

プロデューサー

バンデザイン一級建築士事務所 伴 尚憲 有限会社ライヴズ 代表取締役 恒川 仁志

ディレクター

バンデザイン一級建築士事務所 伴 尚憲

デザイナー

バンデザイン一級建築士事務所 伴 尚憲

bandesign 伴 尚憲

詳細情報

http://www.bandesign.jp

利用開始
2010年12月24日
販売地域

日本国内向け

設置場所

愛知県 名古屋市

問い合せ先

バンデザイン一級建築士事務所
Email: contact@bandesign.jp
URL: http://www.bandesign.jp

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

ライトウェルにて光や風が満遍無く部屋全体に行き渡る工夫や、ガスのコージェネレーションの採用等、それらは快適な空間を実現するだけでなく、省エネルギー対策にもなっている。スロープの様な階段は身体的な負担を軽減しバリアフリーを実現している。それらの実現は住宅デザインとしてのオリジナリティを獲得し、結果的に末永く次世代にまで受け継がれる住宅になるものと考える。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

蹴上100mm踏面400mmの階段は、スロープの様に容易に三階まで上がることが出来る。それは身体的な負担を軽減するばかりではなく、各階隔たりなく行き来が出来るようになる。また、南側ボリュームを下げることによってライトウェルの中庭に多くの光と風を取り込めることは、明るさだけではなく、温熱環境を良好にすることが出来る。それらの工夫で身体的な快適性を提供している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

ライトウェルで明るい光環境、快適な温熱環境等の配慮に加え、プライバシーを守りながら開放的に暮らせること、家族がどこの部屋に居ても中庭を介して気配を感じられること、容易に上下階を行き来出来ること等、従来の都市型三階建て住宅には無い生活環境を提供している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

木の構造材、造作材、仕上げ材等に国産材地域産の無垢材を採用。多数の建築材料に地域産材料を採用、地域の職人達で施工することで地域産業に貢献している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

都市の密集地は、狭小間口で閉鎖的な街並みになりがちである。この住宅は道路に向かってルーバー材で内部を隠そうとしているものの、完全には閉じず奥行きを目視出来るようになっている。夜間は行灯のように光り、住民だけではなく近隣の人々を温かく迎え入れようとする設えにしている。閉鎖的になりがちな街並みに魅力的で特徴的な区画が出来たと考えている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

これまでオーソドックスに都市型三階建て住宅のスタイルを決めつけていたところを思い止まり、問題点を抽出、そして改善出来たことは、新しい唯一の住処が出来たと考える。陽当りや通風、プライバシー、そして家族の繋がり、人が住む上で必要で今も昔もそんなに変わらない普遍的な要素を一つ一つ丁寧に再考し、改善して実現出来た住宅は、末永く次世代にまで受け継がれると信じたい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

名古屋市東区葵3‐3‐8サンアピック2F バンデザイン一級建築士事務所
http://www.bandesign.jp

審査委員の評価

中庭を中心に螺旋状に展開する空間は、立体化された長屋のようでもある。高密化が進む都市部においてもなお自然を感じながら住むことが、いかに生活を豊かにしてくれるかを感じさせてくれる作品である。

担当審査委員| 難波 和彦   千葉 学   手塚 由比  

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