GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
木造軸組構法(在来工法)による住宅 [住友林業 駒沢第二展示場]
事業主体名
住友林業株式会社
分類
住宅
受賞企業
住友林業株式会社 (東京都)
受賞番号
11G05037
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この家(駒沢第二展示場)は、数奇屋という日本固有の建築文化を残しつつ、現代の日本人が心地よく暮らすことを提案する展示場として創られたものです。よくある現代数奇屋のように、伝統的な材料を近代的な材料に置き換えるのではなく、あくまでも職人の手業に拘り、伝統的な技術や材料を伝えながら、現代の日本人が『永く、美しく住まうことが出来る家』を、強い構造と高い性能を兼ね備えた住まいとして、新しい感覚で創り上げました。

プロデューサー

住友林業株式会社 住宅事業本部 技術部

ディレクター

住友林業株式会社 住宅事業本部 技術部

デザイナー

住友林業株式会社 住宅事業本部 技術部

詳細情報

http://sfc.jp/

利用開始
2011年1月2日
販売地域

日本国内向け

設置場所

世田谷区深沢5-14 駒沢公園ハウジングギャラリーステージ内

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

この家の主要な材料である木は、次の世代も活用できるサステナブルな資源です。木はRCや鉄骨に比べ、製造中のCO2の放出量が少なく、森で育つ過程でも多くのCO2を吸収し、固定しています。木の家で暮らすことは、環境を維持する上でも大切な森を守り、育てることにも繋がります。この家は、木を中心に、土や紙など環境負荷の少ない自然素材をデザインの中心に据え、人にも地球にも優しい住まいを実現しています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

家は、人が暮らす空間です。そして暮らしの中のあらゆるシーンで、家そのものに触れます。だから、家は人に優しいことが大切です。木・土・紙といった自然素材は、素材として体に優しいだけではなく、職人の手業によって、人が心地よく感じるよう、肌触り・光沢・色・模様等が、充分に吟味されながら使用されます。そうして出来た家は美しいだけではなく、家自体が主張することなく、人が活き活きと豊かに暮らすことができます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

木造軸組構法を基本に、制振パネル等の最新のテクノロジーを搭載した独自のマルチバランス構法によって、家の基本である安心、安全な空間を実現しています。また、深い軒・縁・庭の樹木・幾多の風の通り道は、雨が多く夏の暑さが厳しい気候を考えてのことです。このように、家全体が冷暖房に頼りすぎずに暮らせる※『涼温房』の考えに基づき、創られています。※風や陽射しを調整し、設備に頼らず涼しさや温かさを得る考え。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

この家は、携わって頂いた様々な職人の手業によって形造られ、命を吹き込まれました。この家が素晴らしい職人の手業の再発見の機会を造り、日本の誇るべき技術の継承や発展に繋げ、住宅産業に留まることなく貢献することを期待しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

この家は森を育てることから始まっています。構造や造作に使われている杉材は200年前に植えられたものです。このように大切に森を育て、木の魅力をふんだんにいかし、環境と共生しながら創られた家に暮らすことにより、自然環境への想いが深まります。

ユーザー・社会に伝えたいこと

日本人は暮らしの中に、自然から恵まれた素材を縦横に使いながら住まいを創ってきました。また、そうした素材を加工して麗しい環境を創り出すための『手業』が優れていることも誇るべきことです。この家は脈々と伝えられてきた、大工・左官・建具師・経師・染め司など、数々の職人による優れた『手業』と本物の素材によって創られています。その美しい機能や造形美をぜひ感じてください。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

世田谷区深沢4-26 駒沢公園ハウジングギャラリーステージ3 住友林業 駒沢第二展示場
http://sfc.jp/

審査委員の評価

非常に細部にまでこだわって丁寧にデザインされているのが見て取れる。数奇屋の魅力が現代の住宅に十二分に生かされているところが素晴らしい。ハウスメーカーとしてこれだけの精度の高い作品を作り上げたことは評価に値する。

担当審査委員| 難波 和彦   千葉 学   手塚 由比  

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