GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
内外装用塗材 [ジョリパット シリーズ]
事業主体名
アイカ工業株式会社
分類
住宅設備機器
受賞企業
アイカ工業株式会社 (愛知県)
受賞番号
11G04091
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

塗り壁材のパイオニア『ジョリパット』は、建築物の意匠性塗材の歴史の中で、36年にわたる信頼の実績があります。塗り壁ならではの「多彩な表情」と、工業製品としての「機能と品質」「優れた施工性」が日本の建築・空間デザインに新しい価値と刺激を与えてきました。180色以上のカラーと100以上の仕上げパターンから選べる自由度の高いデザインは、コテ、吹付け、ローラーなどによる多彩な表現が可能です。これからも、色・仕上げパターン・機能の改良を重ねるとともに、様々な骨材を使用した新意匠の開発や、環境やデザインに配慮した新工法の開発で塗材のトレンドをリードしていきます。

プロデューサー

アイカ工業株式会社 化成品カンパニー営業部 加藤勝、山村健介、横井明義

ディレクター

アイカ工業株式会社 市場開発部 デザイン企画グループ 池田昌公 アイカ工業株式会社 R&Dセンター 平子武史、伊藤由英 アイカ工業株式会社 化成品カンパニー技術部 齋藤祐司、原大史

デザイナー

アイカ工業株式会社 市場開発部 デザイン企画グループ 冨田栄一、濱村幸司

詳細情報

http://www.aica.co.jp/products/fill-w/jolypate/index.html

発売
1975年11月14日
価格

2,800 ~ 15,000円(㎡単価)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

ライフサイクルコストを低減するために、従来はオプション仕様だった「汚れに強い機能」を2010年に標準化し、ジョリパットを使用する全ての外壁で美観を長期間維持できるようにしました。また、従来の壁面の意匠を生かしたまま簡単にローラーで塗り替えできるトップコート「ジョリパットフレッシュ」を開発するなど、外壁の改修や貼り替えなどによる廃棄物の発生を防ぎ、環境負荷の低減に取り組みました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

住環境の材料として「ジョリパット シリーズ」は、すべての商品でホルムアルデヒドの放散量がもっとも少ない、最高等級のF ☆☆☆☆を取得しています。さらに内装向けの「ジョリパット シルキーパレット」や、伝統的な左官材料である漆喰をローラーで簡単に施工できる「シックイート」は、シックハウス症候群の対策として、ホルムアルデヒドを吸着・分解する性能や、調湿性能があり健康的な住環境が望めます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

「ジョリパット シリーズ」は内装と外装、新築と改修など様々な用途に適した機能とデザインで「快適かつ美しい住空間」を約束します。また、トップブランドに相応しい優れた品質と耐久性で、美観の維持とライフサイクルコストの低減を実現し、生活者の暮らしと建物の資産価値を守ります。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の左官材料では成しえない安定したカラーと品質がジョリパットの強みです。この材料を用いて塗装/左官職人の手仕事により完成します。工業化された住宅や建築物が増える現在において、ジョリパットは日本の伝統的左官技法を継承し、扱いやすいパッケージ化された材料や工法で、工程の短縮など職人の作業効率性に配慮しました。また左官産業の保全や職人の雇用の創出にも貢献しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

景観や環境などへ配慮した色彩やデザインで、所有者の資産価値の保全だけでなく、街全体の公共的資産としての価値を保ちます。また、新築用途だけでなく、入居したままでの断熱改修が可能な「湿式外断熱工法」や、既存クロスの上から短工期で改修できる「クロス改修工法」、既存外壁の状況に応じて選べる「ジョリパット改修工法」など、様々な改修工法でこれからのサステナブル社会に貢献します。

ユーザー・社会に伝えたいこと

「ジョリパット」は工業的な外壁パネルとは一線を画した、手仕事による豊かな表情をもった塗り壁材です。手仕事の温もりや素材感というオリジナリティとともに、景観や環境などへ配慮した色彩や意匠となるよう、カラーとパターンの開発を行なってきました。所有者の資産価値の保全だけでなく、街全体の公共的資産として、美しい街並みに貢献できるデザインを目指しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

アイカ工業 ショールーム(東京、名古屋、大阪)
http://www.aica.co.jp/show-room/

審査委員の評価

定評のある塗り壁材に、新たに加わったテクスチュアはさらに目を楽しませるものであった。184色のカラーシステムも他の建材とコーディネートしやすくなるよう進化した。吹き付け、コテ、ローラーと工法の選択肢も広く、骨材との組み合わせでさらに造形力を高めている。工期短縮のために内外装の乾式化が増えている中、手仕事による塗装/左官仕上げに精度と安定性を提供し、豊かな表情で美しい街並づくりに貢献するこの製品の成長を歓迎したい。

担当審査委員| 山本 秀夫   岩崎 一郎   川上 元美   橋田 規子  

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