GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
スツール [スタッキングスツール LIN]
事業主体名
株式会社アイダ(家具蔵)
分類
家具・インテリア用品
受賞企業
株式会社アイダ(家具蔵) (東京都)
受賞番号
11G04002
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本が誇る伝統工法「組手」を応用したスタッキングスツール「LIN」。人と木の心地よい繋がり合いと資源の有効活用というコンセプトから生まれたこのスツールは今までにない独創的なデザインとなった。中央に向かって削りだされた無垢材の板座はやさしい座り心地を実現し、座面に空けられた空間により片手でも持ち易い構造となっており座った際には滑り止めの役目を果たす。また板座の部材を小さく分割することで無垢材の動きを減少し無垢材の収縮や反りに対応している。6脚まで可能なスタッキング機能を持つ。4種類の木材の組み合わせから選べるので、様々なパターン展開が出来るのもこのスツールの特徴である。

プロデューサー

株式会社アイダ 代表取締役 相田敬介

ディレクター

株式会社アイダ 取締役会長 相田貞夫

デザイナー

株式会社アイダ 新井昌揮

平成10年㈱アイダ入社。家具職人として製作及び開発に携わる。

発売予定
2011年9月19日
価格

オープンプライス

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

木材は他の建築資材と比べて製造時のエネルギー消費量とCO2排出量が桁外れに少ない上に、成長に必要なのはクリーンな太陽エネルギーくらいと非常に地球に優しいエコマテリアルであるといえる。また木材はサステナブルユース素材であり、需要と供給のバランスが保たれれば永久に使用可能である。長い年月の使用に耐えられる強度や機能に重点を置くことでサステナビリティーを高めることに貢献している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

座面を中央に向かって削りだし、無垢材とは思えない快適な座り心地を実現している。シートハイの設定も座り心地に大きく関係し、日本人の体格の平均値から設定されたシートハイにより太ももから臀部にかけて均等に体圧が分散するようにした。座面に空けられた空間は滑り止めの役割を果たし、安易に着座姿勢が崩れないようになっている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

軽量で手軽に使用出来るスツールであるために、座面中央に空けられた空間は片手での持ち運びを可能とした軽量で持ち易い構造になっているため踏み台としても使用出来る。いかに機能的であるかという点も重要である。また長い年月の使用に耐えうるよう無垢材の収縮に対応したデザインとなっている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

熟練した職人が作り出す木工家具に新たな試みのデザインを加えることで使い捨ての文化が定着してしまった日本の生活に長い年月使い続けることが可能な無垢材の家具の良さを広く伝えたい。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

無機質なモノで溢れかえった現代の生活空間に木の家具を取り入れることで無垢の木材がもたらす癒しの効果を感じてもらいたい。

ユーザー・社会に伝えたいこと

日本の木の文化をただ単に継承し守り続けるのではなく、日本の伝統工法を見直し、今までにない時代の先を見据えた新しい技術として現代の生活様式に合ったデザインとして発展させていきたいと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

家具蔵 表参道店

審査委員の評価

無垢材の性質を熟知した仕事である。部材を分割して無垢材の動き、伸縮を吸収するアイデア等に見るべきものがある。ただ表現の主張が強すぎて、使う人たちが受け身にならないよう留意して頂きたい。

担当審査委員| 山本 秀夫   岩崎 一郎   川上 元美   橋田 規子  

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