GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
植木鉢 [ワンポッツ]
事業主体名
三宅博之デザインオフィス
分類
雑貨・生活用品
受賞企業
三宅博之デザインオフィス (愛知県)
受賞番号
11G02078
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

スピニング(ヘラ絞り)加工によって成形された金属製の二つの部品を重ねることによって成り立つ植木鉢である。土及び植物を入れる上部の部品の底面には穴が開いており余分な水が落ちるようになっており、下部の部品で水を受ける構造となる。上部の部品の折り返された隙間に下部の口の部分が隠れ、一体化する。従来の植木鉢の下にある水受け皿の存在が隠された植木鉢である。従来の植木鉢では鉢と皿は両手もしくは個別に持ち運ばなければならないがこの植木鉢は片手で持ち運ぶ事が可能である。

プロデューサー

三宅博之

ディレクター

三宅博之

デザイナー

三宅博之

三宅博之

詳細情報

http://www.hiroyukimiyake.com

発売予定
2011年11月1日
価格

3,000 ~ 5,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

時代が変わっても人々に永く愛されたものの共通点として普遍性という点を忘れてはならない。変える必要の無いものを奇をてらった流行りのデザインに置き換えるのではなく、新しい機能・利便性を消費者に提供できるものが結果的に末永く残っていくものであると思う。この鉢は形のデザインではなく機能のデザインであり人の目を引く物ではない。人々の暮らしを少し快適にする道具に過ぎない。しかしそれで十分なのだ。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

アルミ製のため従来の焼き物の鉢に比べ非常に軽く落としても割れる心配が無い。また受け皿が無いので片手で気軽に持ち運ぶことが可能で安全性に優れている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

皿が無いので鉢から漏れた水や土が見えず清潔感を保つことが可能である。キッチンでハーヴなどを育てるのにも便利だと思う。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本のヘラ絞り職人の手作業によって加工されている。コスト面を考えれば海外生産の方が有利ではあるが、日本の町工場の火を消さないためにもMADE IN JAPANにこだわっていきたい。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

単一素材で成り立っているため、リサイクルも容易である。アルミ製のため錆びにくく、焼き物の鉢に比べ割れる心配がないため長く使うことが可能である。

ユーザー・社会に伝えたいこと

一見、何の変哲も無いこの植木鉢を是非手に取って使用してもらいたい。いままで当たり前だったことが不便なことだったと気付くはずだから。たぶんデザインを感じない人が多くいると思う。しかし、それがこの商品の価値だと思う。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

三宅博之デザインオフィス
http://www.hiroyukimiyake.com/m75.html

審査委員の評価

この金属製の植木鉢は二つの部品で構成され、一体化している。水やりの水がこぼれない仕組みのためそのまま室内などへ持ち込むことが可能で、受け皿を必要としないことがアイデアの基本である。一般的な陶製の植木鉢の形態をとりながら 室内での存在感をニュートラルな性格にしている。ややもすると、植木鉢そのものの色や柄が多数あり、雑然とした環境を造ってしまったりする。また汚れが簡単に取れるなど、それらを気にせず、植物そのものを主体として観賞させようとしている。

担当審査委員| 澄川 伸一   吉良 康宏   サイトウマコト   廣田 尚子  

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