GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
企業情報
CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
浴室用 腰かけ [ハユール 腰かけTH]
事業主体名
株式会社リッチェル
分類
雑貨・生活用品
受賞企業
株式会社リッチェル (富山県)
受賞番号
11G02069
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

4本脚の浴室用腰かけです。4方向から空気が流れこむため、内側に湿気がこもりにくく、衛生的です。洗い場の小さい浴室でも使えるように、サイズを従来の浴室用腰かけと変えずに、座り心地に配慮した幅広の座面とおしりの据わりを良くするミニ背もたれを設けました。また、肌に触れる部分は、極力滑らかな曲面で構成し、肌触りと安全性にも気を配りました。さらに、この製品は、取り外し可能な脚ゴムを除いて、身近なプラスチックの一つであるポリプロピレンのみでつくられていることも特徴です。これにより、購入者の経済的負担や地球環境負荷の軽減をはかっています。

プロデューサー

株式会社リッチェル 生産本部 常務取締役 林 忠司

ディレクター

株式会社リッチェル 生産本部 商品企画開発部 デザイン設計課 課長 高松 潔

デザイナー

株式会社リッチェル 生産本部 商品企画開発部 デザイン設計課 金田 大輔

詳細情報

http://house.richell.co.jp/view.html?gid=33432

発売
2011年1月28日
価格

2,625円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

通気性を考慮した高さのある従来の4本脚の浴室用腰かけは、強度確保のため、脚部を金属、座面をプラスチックで構成しています。金属とプラスチックは簡単に取り外せる構造ではないため、廃棄の際の分別が困難でした。この製品では、脚部形状を工夫することで、実用強度を確保し、単一のプラスチックで脚部と座面を一体でつくることによって、分別の必要をなくし、廃棄やリサイクルを容易にしました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

浴室では、体のいろいろな箇所が、腰かけに直接触れます。そのため、どの生活場所にいるよりも、尖った箇所や歪な面には敏感に反応してしまうと思います。座面や背もたれ、その周辺を肌触りのよい滑らかな曲面でかたちづくり、浴室でも安心と座り心地の良さを提供します。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

浴室という使用環境に配慮し、4本脚にして通気性を向上させ、湿気をこもりにくくしています。これによって、内側が乾きやすく、カビの発生も抑えられ、掃除の手間が省けます。また、浴室乾燥をかける時間も短縮できます。さらに、材質のポリプロピレンには、抗菌効果のある銀イオンが配合されています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

デザインエンジニアリングによって、製造方法や材質を高価なものに変えることなく、実用強度を確保しています。その結果、購入者に負担を転嫁せずに、新しい商品を提供できます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまでの浴室用腰かけのイメージを構成していた特徴を見直し、異なった手段によって強度を確保し、座り心地を向上させることによって、より快適で時代にあった新しい浴室イメージの構築に貢献します。また、材質を身近かでリサイクルが良好なポリプロピレンに単一化したことで、社会と地球環境に貢献します。

ユーザー・社会に伝えたいこと

浴室で腰をかけて、体を洗ったり、頭を洗ったりするのは日本独自の文化だと思います。近年はシャワーが普及し、腰かけや湯桶を利用しない人も増えています。この製品は、従来の浴室用腰かけにはない印象、通気性や座り心地を創出していると思います。この日本独自の道具を使って、ひとりでも多くの人にバスタイムをゆっくりと楽しんでもらえることを願います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東急ハンズ、Loftなど

審査委員の評価

素肌の人の身体を優しく受け入れるよう曲面が丁寧にデザインされていること、おおらかな造形テーマが座り心地の良さ、安定感、個性に繋がっている点を総合的に評価した。

担当審査委員| 澄川 伸一   吉良 康宏   サイトウマコト   廣田 尚子  

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