GOOD DESIGN AWARD

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2011

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

受賞対象名
和ろうそく [お米のろうそく]
事業主体名
有限会社 大與
分類
雑貨・生活用品
受賞企業
有限会社大與 (滋賀県)
受賞番号
11G02001
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

お米のろうそくは、お米のヌカから採取された蝋を100%使用して、作られています。蝋の垂れや油煙がほとんど出ず、安心してお使いいただけます。純植物性の蝋ですので、環境にも人にもやさしい和ろうそくです。無香料、無着色。燃焼時間 約40分。20本入り。

プロデューサー

有限会社 大與 代表取締役 大西 巧

詳細情報

http://cart03.lolipop.jp/LA03195335/?mode=ITEM2&p_id=PR00102163793

発売
2010年4月1日
価格

945円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

枯渇してゆく原料ではなく、人が手をかければ、1年に1度、実りを享受し、灯りを生み出せるということ。これは、なにもいまに始まったことではなく、和ろうそくの長い歴史の中で、自然と共存することに重きを置いてきた日本人が作りだしたものです。私たちがしたことは、何でできているのかに着目し、発信することで、人々に意識することを促し、選択していただくきっかけづくりです。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

「火を灯す」ということは、人間の営みの起源。ろうそくは、人間が火をコントロールするために、考えた発明品であると思います。最終最後は、火をコントロールすることはできないのですが、火に対して、手間をかけられるのは、人間でしか成しえないことです。和ろうそくを通して、放っておくのではなく、「火を扱う」ということを考えられる機会を作ります。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

一隅の灯りは、人との距離を近くします。物理的に照らされる範囲が少ないということもありますが、火のぬくもりやゆらめきは、精神的に生活を彩ってくれるものであると思います。火をじっと見つめ、向き合うことで、ときの経つのも忘れ、没頭する時間を生活の中に持っていただく機会を作ります。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

和ろうそくという伝統的工芸品は、多くの工芸、民芸品のように、斜陽産業のひとつです。日本の環境が育んだ和ろうそくが、このまま衰退し、なくなってしまうには、惜しい。そういったことやものは、和ろうそくに限らず、多くあります。和ろうそくを発端に、多くの伝統的工芸品を見直される動きを作ることに貢献できると思います。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

純植物性100%、本来は廃棄される「お米のぬか」というわかりやすい素材は、環境的見地からも見直されるべき素材です。生き物の命を最後まで使わせていただくという、日本固有の思想は、社会、環境の両側面において、世界に向けて、胸を張って発信できることのひとつだと考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

私たちの暮らしにとって、なにが有意義であるのか、という価値判断をもっていただきたい、これが「お米のろうそく」が発信するメッセージです。それは、素材はもちろん、ミニマムなコミュニティの重要性、人と人、人と自然との絆、先祖や未来とのつながり、和ろうそくの灯りがもたらす力、それらを通して、豊かな社会を創り出すための、価値観の創造です。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

近江手造り和ろうそく大與、ミホミュージアムミュージアムショップ など
http://www.warousokudaiyo.com/

審査委員の評価

純粋な植物性であるため、環境にやさしく、蝋の垂れと油煙が少ない点で優れている。日本の生活に根ざした素材、ほとんどは廃棄される素材に着目して機能を見出し、その成分を存分に活かしたことは、今求められている技術の活かし方として評価しました。

担当審査委員| 澄川 伸一   吉良 康宏   サイトウマコト   廣田 尚子  

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