GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
車椅子 [竹製車椅子]
事業主体名
日本航空株式会社
分類
健康・ケア、育児・介護用品
受賞企業
日本航空株式会社 (東京都)
受賞番号
11G01056
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

これまで金属製車椅子をご利用されるお客さまは、車椅子の金属が空港の保安検査場の検知器に反応するため、ボディチェックを必ず受けざるをえませんでした。しかし、当竹製車椅子の使用により、車椅子自体は保安検査場で金属反応が出ないことから、車椅子のまま保安検査場を通過し、ご搭乗口まで行くことが可能となります。竹製車椅子は、車輪はもとより、強度を保つ軸や軸受け、ブレーキ等全てにおいて金属を使用していません。大車輪に装着される握り手部分(ハンドリム)の輪状も竹で作られており、竹特有の温かさを感じることができます。

プロデューサー

日本航空株式会社 宣伝部 部長 宍倉 幸雄

ディレクター

産業技術総合研究所 イノベーションコーディネータ 池田 喜一

デザイナー

サン創造ing 三浦 陽治

詳細情報

http://www.jal.com/ja/ud/airport.html#bamboo

利用開始
2011年1月20日
価格

22,500円 (利用路線により変動有り)

販売地域

日本国内向け

設置場所

羽田空港・伊丹空港・大分空港

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

サステナブル社会に適合できるよう自然界に生息し、早い循環ができる竹部材を多く取り入れ、車椅子の製作を行った。本製品が天然素材の新たな活用のさきがけとなることを願っております。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

竹材を用いることにより「ホッ」とできるところがある人に優しいデザインの車椅子とした。特に、人の身体に触れるところを竹材にすることで温かみのある使用感を特徴とした。また、竹の特徴であるしなやかな曲線を上手く車椅子に用いることができた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

健常者と同様に晴れ晴れとした気分で楽しい空の旅のスタートを切っていただくための貢献をする製品である。それは健常者と同様にセキュリティゲートで保安検査ができる車椅子であることと、温かみと高級感のある家具調の車椅子であることにより実現されている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本製品は「竹」という東洋原産の素材の美しさを全面に出したものであり、日本発の工業デザインの世界に向けた発信に強力なインパクトを与えることができた。また、本製品がきっかけとなって竹材の価値が見直され、竹材の利用が世界的に進んで竹材生産が産業として拡大することを期待している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

成木になるまで20年以上掛かる木材とは違い、竹は4、5年で成竹になる。この環境負荷が低く循環性の高い材料を使うことで、環境負担の少ない製品となる。また本製品がきっかけとなって竹材の利用が進み、世界の竹材産地の活性化と経済発展が進むことを期待している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

全てのお客さまが快適に旅立つことができる世界づくりに今後とも貢献していく所存です(ワクワクする旅立ちを、全てのお客さまに届けたい)。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

羽田空港・伊丹空港・大分空港
http://www.jal.com/ja/ud/airport.html#bamboo

審査委員の評価

全く金属部品を使用しないことで空港内での車椅子のまま保安検査場を通過する竹製車椅子のデザインは、素材感と仕上げの完成度も高く評価された。日本中の空港に設置するともう少しコストダウンが、可能となると思った。

担当審査委員| 高尾 茂行   川島 蓉子   須藤 玲子   渡辺 弘明  

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