GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
腕時計 [エコ・ドライブ サテライトウェーブ]
事業主体名
シチズン時計株式会社 商品企画本部
分類
身のまわり用品
受賞企業
シチズン時計株式会社 (東京都)
受賞番号
11G01002
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

約2万Km上空の宇宙空間を周回している人工衛星から時刻情報を受信する腕時計です。今までにない発想のシステムを搭載し、正確な時刻を表示します。電波時計が、最大で日・欧・米・中の世界4エリアでの受信に限られるのに対し、この腕時計は人工衛星を用いることで、空さえ見えれば地球上、いつ・どこに居ても正確な時間を受信することが出来ます。たとえそこがエベレストの山頂でも、太平洋上でも、砂漠の真中であっても受信可能です。また自己完結型の光発電エコ・ドライブを搭載することで、煩わしい電池交換の必要もなく光ある限り動き続けることができます。

プロデューサー

シチズン時計株式会社 商品企画本部 本部長 乾 哲弥

ディレクター

シチズン時計株式会社 商品企画本部 シチズン デザインスタジオ デザインマネージャー 井上 英樹

デザイナー

シチズン時計株式会社 商品企画本部 シチズン デザインスタジオ デザインマネージャー 井上 英樹

詳細情報

http://citizen.jp/satellitewave/index.html

発売
2011年9月7日
価格

336,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

化石燃料を使い続ければいつかは底をつき、地球温暖化は進むばかりです。安全で環境に優しいと信じられてきた原子力発電は事故によって環境を汚染し、人体に多大な悪影響を及ぼしています。人類がエネルギーや環境について真剣に考える時期が訪れています。この腕時計は、自ら電力を作り出し低消費電力で駆動します。太陽光発電の可能性を感じ取ることが出来ると同時に、サステナブル社会の実現の一歩となる商品になると考えます。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

時計の機能として最も重要な針の視認性を高める為、時刻表示に必要な3本の時・分・秒の針をそれぞれ全く違う形状としました。特にクランク形状に曲げた時針の一部を分針下のディスクに隠すことで、分針と時針の判別性をより高め、一瞬で時刻を読み取れるような針のデザインとしています。また、24時間針と曜日針は透明ディスク針を採用し、他の針と判別し易い工夫をしています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

電波時計が、最大で日・欧・米・中の4エリアでの受信に限られるのに対し、人工衛星を用いることで、空さえ見えれば地球上どこでも受信可能となります。エベレストの山頂でも、太平洋上でも、砂漠の真中であっても正確な時間を提供することができます。また光発電システムを搭載することで、煩わしい電池交換の必要もなく光ある限り動き続けます。しかも、光が当たらなくてもフル充電で2.5年間時を刻み続けることが出来ます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

この時計の受信システムは「位置情報を表示するGPSウォッチ」としてではなく、「時刻情報のみを表示する腕時計」と発想を転換することで実現可能となりました。このことにより、世界中どこでも正確な時間を、誰もが身に着けることが出来るようになりました。また、受信エリアが限られた既存システムではカバー出来なかった地域でも、受信可能な新たな受信システムを創出し、電波時計に替わる新たな市場を開拓しました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

太陽光発電は、原子力発電の8倍のコストとも言われていますが、効率化と省電力技術を磨くことで将来の電力の多くを補えると考えます。この腕時計の発電システムは大変小さなものですが、使用を通じてエコロジーを体現でき、世の中に太陽光発電の可能性を示すことが出来ると考えます。また、有害物質であるボタン電池を排出しないこの腕時計は、環境問題やエネルギー問題を考えるきっかけとなる製品であると考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

サテライトウェーブは地球環境にやさしい、究極の精度を実現した腕時計です。地球上どこに居ても正確な時間を刻み続けます。青い空さえあれば、あとは何も要りません。

審査委員の評価

地球のどこにいても、更には宇宙にあっても、正確な時を刻む時計である。光発電エコドライブなので、光がある限り動き続けるという、いわば究極の腕時計である。この時計を支えている技術を高く評価する。高額な時計であるが、それに相応しい世界観を構築している。

担当審査委員| 高尾 茂行   川島 蓉子   須藤 玲子   渡辺 弘明  

ページトップへ