GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
アーキニアリング・デザイン展 [「アーキニアリング・デザイン展」巡回展]
事業主体名
社団法人 日本建築学会
領域/分類
ネットワーク領域 - パブリックコミュニケーション
受賞企業
佐藤慎也 (東京都)
「アーキニアリング・デザイン展」巡回展実行委員会 (東京都)
受賞番号
10E16012
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

アーキテクチャー(建築)と設計・生産を支えるエンジニアリング・デザインとが融合・触発し合う様相をアーキニアリング・デザインと呼び、未来の建築へ向けた示唆と議論を意図した展覧会。古代の世界遺産から最先端建築まで約130作品について原理模型により仕組みを解説することで、建築の成り立ちとその背後にあるエンジニアリングを視覚化している。北海道から九州まで全国10ヶ所に巡回され、大量の模型の運搬と条件が異なる会場での展示を実現するために段ボール箱を用いた展示ユニットを考案した。展示台として使用する箱を同時に模型を収納する箱として使用している。 模型を中心とした展示は子供から専門家にまで楽しまれた。

プロデューサー

社団法人 日本建築学会

ディレクター

「アーキニアリング・デザイン展」巡回展実行委員会

デザイナー

佐藤慎也

佐藤慎也

詳細情報

http://news-sv.aij.or.jp/and2008/AND2009/index2.html

開催
2009年4月26日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

建築における構造・環境・計画分野のエンジニアリング・デザインの魅力と役割を、模型を中心とした視覚的な手段により、子供や市民にまで幅広く伝えることを目指した。模型の運搬と展示台の双方に利用できる段ボール箱による展示ユニットを考案し、さまざまな会場に合わせて約100作品を自由にレイアウトしている。鑑賞だけでなく、体験可能な原理模型を展示することにより、建築が持つ仕組みを深く理解することができる。

デザイナーのコメント

建築の展覧会は、実際の空間を展示できないため、模型と図面による専門的な内容が多い。それに対し、空間を成立させている技術的な仕組みの解説が目的であることから、子供から大人まで楽しめる科学博物館の展示のように、見るだけでなく触って体験することができる原理模型を中心とした展示をデザインした。また、さまざまな会場で同じ展示を行うため、展示ユニット(台・パネル・模型)の運搬を視野に入れたデザインを行った。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

鑑賞者としては、子供から市民まで、さらに建築の専門家を含むあらゆる人たちを想定している。そのため、会場には展示専門の施設だけでなく、丸ビル・マルキューブのような多くの人たちが往来する場所を選んた。また、展覧会をつくりあげていく過程では、全国の建築系大学の学生が参加し、手づくりによる原理模型を制作している。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

建築の魅力と役割を建築界で共有するだけでなく、広く子供たちや市民にも伝えることができた。特に丸ビル・マルキューブでは、10日間で1万8千人を超える入場者を集めた。また、エンジニアの指導による原理模型の制作では、学生に対して大きな教育的効果をもたらしただけでなく、展覧会を軸とする全国的なネットワークを生み出すことができた。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

広く子供から市民にまで優れたエンジニアリングを伝えるために、原理模型を用いて誰にでもわかりやすく建築の仕組みを解説することで、背後にあるエンジニアリングを視覚化している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://news-sv.aij.or.jp/and2008/AND2009/index2.html

審査委員の評価

アーキテクチャーとエンジニアリング・デザインとが融合・触発し合う様相をアーキニアリング・デザインと捉える展覧会企画が素晴らしい。

担当審査委員| 佐藤 可士和   永井 一史   中谷 日出  

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