GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
社会貢献型デザインプロジェクト [MHCP - Medical Herbman Cafe Project(メディカル ハーブマン カフェ プロジェクト)]
事業主体名
アースケイプ
領域/分類
ネットワーク領域 - パブリックコミュニケーション
受賞企業
アースケイプ (東京都)
受賞番号
10E16008
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

MHCPは、ハーブマンと名付けられた人型のハーブガーデンを制作、そこで採れたハーブを使ったお茶や食事を販売するカフェを運営することで得た収益を、発展途上国の小学校の校庭にプレイグラウンドを制作する活動に使用する、円環型のサスティナブルプログラムです。世界各地をフィールドに、航海も可能なコンテナに必要な全ての道具を積み、イベント時にはそれらを出してハーブマンやカフェをつくり、運営を終えると、全ての道具を再びコンテナに収納し、次なる場所へ移動してプロジェクトは続きます。ハーブマンが大きなトランク(コンテナ)を持ち、旅をしながら、健康を伝え、子どもに夢を与え歩く、私たちが描くのはそんなビジョンです。

プロデューサー

アースケイプ 団塚栄喜

ディレクター

アースケイプ 団塚栄喜

デザイナー

アースケイプ 荒木宗一郎、永森志希乃、高岡友美、海老塚剛志、熊谷玄+榊田倫之建築設計事務所 榊田倫之+スフィア 春口浩一郎

アースケイプ 団塚栄喜

詳細情報

http://www.mhcp.jp

プロジェクト開始日
2001年9月11日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

福岡県立大学看護学部、TDW2004、越後妻有アートトリエンナーレ2009、大分県佐伯市旧寿屋跡地、大分県別府市B-CONプラザ

問い合せ先

アースケイプ
Email: info@earthscape.co.jp
URL: http://www.earthscape.co.jp

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

身近な地に自生する薬草の効用を人型のハーブガーデン(頭部には頭痛に効くハーブなど各部位にそこに効く薬草が植えられる)により立体図的に表現。カフェを併設することで来場者には効能を体験してもらいます。自然の力を再認識することは健康な地球を創ること。そこで得た収益は、地球の未来を支える子どもたちに還元されます。広く沢山の人々に伝播する目的を持つため、MHCPは各地を移動しながらプロジェクトを展開します。

デザイナーのコメント

奇しくも世界が衝撃を受けた「9.11」の日に、このプロジェクトは、パキスタンとアフガニスタン国境近くの村、ドローシュでスタートをきりました。人と自然との大切な絆を取り戻し健やかな地球をつくることが、地球の未来を支える子どもたちの笑顔に繋がる。デザインにより世界を変えること、幸せな地球を目指し、私たちは今日もプロジェクトを進めています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

各地での開催は、その地に自生するハーブを知ることからスタートし、採取場所・その方法や薬草茶のつくりかたなど、地元の方たちと交流を図りながらプロジェクトを進めます。デザインや社会貢献活動に興味があるお客さまだけでなく、移動した先々の開催地での沢山の人との交流がこのプロジェクトをつくり出しています。MHCPは出会った人と旅の数により成長します。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

自宅の庭の隅に生えている今まで食したことのない薬草に気がつき「今度飲んでみようと思う」という感想をいただいたり、身近な自然へのちょっとした気づきに加え、ボランティアいただいた方やお客さまに来場すること自体を楽しんで頂きながら、結果的にチャリティーに参加するという、体験をデザインすることを通じた新しい社会貢献の形を提案出来たと考えています。環境、あるいは社会へのアプローチそのものをデザインしました。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

リサイクル・リユースというキーワードからプロジェクト全体をデザイン。カフェ空間となる海上コンテナもリユースで、内装材は古民家を解体して手に入れました。内装は開催毎に地元の協力者や来場者からのいただきもので進化します。例えば、オリジナルTシャツは着なくなったTシャツを集め上からハーブマンプリントを施します。全て1点もののリサイクルアイテム。このようなグッズの売上もプレイグラウンド制作費になります。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.mhcp.jp

審査委員の評価

ハーブマンという人型のハーブガーデンを制作するというのが単純に面白くインパクトがある。また、円環型のサスティナブルプログラムになっているところが評価できるポイントだ。

担当審査委員| 佐藤 可士和   永井 一史   中谷 日出  

ページトップへ