GOOD DESIGN AWARD

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2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
交通管制システム [首都高速道路 交通管制システム AISS '09]
事業主体名
首都高速道路株式会社+株式会社東芝
領域/分類
社会領域 - 公共サービスシステム
受賞企業
首都高速道路株式会社 (東京都)
株式会社東芝 (東京都)
受賞番号
10D09004
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

首都高速道路は大規模都市内高速道路として世界最先端の交通管制システムを有している。交通管制室では、管制員が路線図の描かれたグラフィックパネルに表示されている交通状況を情報共有し、道路利用者への情報提供、パトロールカーへの指示などの対応を行っている。新交通管制システムでは、固定表示だったグラフィックパネルを120インチ14面の大型スクリーンによる可変表示に更新し、交通状況の詳細や異常事態発生時の強調表示などの直感的表現を駆使することで、管制員の適切で迅速な対応や管制員間の連携を促進した。また、道路利用者へよりきめ細やかな情報提供によりサービス向上を図った。

プロデューサー

首都高速道路株式会社 西東京管理局 ETC・交通管制システムグループ 課長 堀田智己、課長代理 古澤博文、係長 髙橋義隆

ディレクター

株式会社東芝 デザインセンター コミュニケーションデザイン担当 グループ長 伊豆裕一/社会インフラデザイン担当 グループ長 石本尚嗣/道路システム技術部 参事 渡辺知英

デザイナー

株式会社東芝 デザインセンター 参事 米山貴久、主務 小原隆志、主務 乙葉茂、主務 鈴木淳也、参事 伏屋信宏、参事 宮武浩/道路システム技術部 村野剛教

詳細情報

http://www.shutoko.jp/special/21/index.html

利用開始
2009年11月5日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都千代田区平河町2-16-3

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

道路利用者が安全・円滑・快適に走行できるために、それを支える交通管制室の管制員が確実で適切な管制業務を迅速に行えるようにすること。

デザイナーのコメント

新システムは、都心の交通渋滞をいかに解消するかという首都高速建設以来の取り組みの成果である。監視制御システムにおいて固定表示から可変表示へ移行する例は多いが、単にデジタル化しただけに止まることが多い中、ここでは様々なGUIデザイン手法の適用にチャレンジした。首都高速のあらゆる情報が集まる心臓部にあたる交通管制室として相応しい先進的なグラフィックパネルデザインと空間デザインを目指した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

1日に約110万台の車両が走行する首都高速の様々な交通状況に対して、閉ざされた空間である交通管制室でいつ発生するか分からない異常事態に24時間対応する管制員を想定。さらに、刻々と変化する交通状況を限られた情報量の中で走行する道路利用者を想定。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

管制員の共有情報であるグラフィックパネルを可変方式にすることで、状況に応じた柔軟な表示が可能となり、管制業務の効率性の向上、ストレスの緩和を実現。道路利用者には、正確で詳細な所要時間、事故情報など適切に提供することで、首都高速での安全・円滑・快適な走行を実現。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

管制員の共有情報であるグラフィックパネルを可変表示にすることで、管制員の迅速・適切な対応を促進した。また、4画面分の大型スクリーンに中央環状新宿線を取り込んで表示させることで連携の取れた効率的な管制を実現した。ほぼ全線がトンネルである中央環状新宿線には交通異常事象検出システムが導入され、停止車両、低速車両を即座に検知し管制室へ通知されるが、その情報を的確に把握できるよう表示レイアウトを考慮した。

審査委員の評価

大規模な都市の交通システムを管制するためのビジュアルプラットフォームを、これまで以上に大量の情報を瞬時に効率的に処理できるよう、システム・インターフェースを改善している。管制業務の効率性・快適性の向上、管制員のストレスの緩和は、交通システムの安全管理に直結しており、これをGUIデザインの視点から実現している点も評価できる。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   日高 一樹  

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