受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
長崎市の中心部を流れる中島川には、眼鏡橋や袋橋など古くから多くの石橋がかけられてきた。初代中央橋は、1952年、戦災復興事業の一環として県庁と繁華街とをつなぐために架けられた。笠石と親柱に御影石を用いたシンプルなコンクリート橋は、その後50年以上にわたり長崎の発展を支え続けてきた。本プロジェクトは、中島川河川改修に伴う橋の掛け替え工事であり、橋本体だけでなく周辺の歩行空間やサイン・モニュメント等を含め一体的に整備したものである。歩道部は伝統的な砂岩の斜め張りで、高欄は既存橋の御影石を再利用した石材高欄とし、長崎の風土、川の風景に溶け込み、時間が経っても色あせない橋のデザインを目指した。
- プロデューサー
長崎県(河川課、長崎振興局建設部河川防災課、まちづくり推進室)
- ディレクター
篠原 修(環長崎港地域アーバンデザイン会議委員、政策研究大学院大学教授)、林 一馬(環長崎港地域アーバンデザイン会議委員、長崎総合科学大学教授)
- デザイナー
崎谷浩一郎、安仁屋宗太(有限会社イー・エー・ユー/デザイン)、株式会社建設技術研究所(構造設計)
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崎谷浩一郎、安仁屋宗太(イー・エー・ユー)
- 詳細情報
- 利用開始
- 2009年10月3日
- 販売地域
日本国内向け
- 設置場所
長崎県長崎市