GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
本格的小中一貫校の校舎 [飛島村立小中一貫教育校 飛島学園]
事業主体名
飛島村
領域/分類
社会領域 - 公共・文化教育関連施設
受賞企業
株式会社石本建築事務所 (東京都)
受賞番号
10D06013
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

村の小・中学校を統合し、9年間を統一した教育目標のもとで育てることを目的とした、村唯一の学校「飛島学園」。地域住民、学校代表、議会代表、行政、学識経験者、設計者によるワークショップを行いながら設計を進め、地域の方々の熱い思いがこめられた飛島ならではの学校となった。

プロデューサー

飛島村長 久野時男

ディレクター

株式会社石本建築事務所 名古屋支所 支所長 植野 收

デザイナー

株式会社石本建築事務所 高橋政志 奥井康史、麻植一秀 澤田耕治、苗村武志

ワークショップでの1シーン、右から澤田、高橋、下が奥井

詳細情報

http://www.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=2310035

利用開始
2010年1月6日
販売地域

日本国内向け

設置場所

愛知県海部郡飛島村大字松之郷三丁目21番地

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

メディアセンターを中心とする学校づくりと、初等部(1?4年)、中等部(5?7年)、高等部(8・9年)の4・3・2年の区分に対応したゾーニングを基本とし、教育特区を生かす英語教室を始めとする特別教室群や、日常の生活に潤いを与え異学年の交流を育む中庭や多目的スペースを配置した、今までにない本格的小中一貫校の環境を目指した。

デザイナーのコメント

小中一貫校は品川区の取り組みを先駆として少しずつ整備されてきています。設計当初にもいくつかの前例はありましたが、手本とすべき物はなく、「我々が手本を示す」という意気込みで取り組みを始めました。我々が培ってきた学校づくりのノウハウを盛り込みながら有るべき一つの姿が示せたのではないかと自負しております。これを機に、地域の心の支えとなるべき公立の義務教育学校がよりよい形で整備されていく事を願います。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

児童、生徒、教師および地域住民

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

飛島の将来を担う子どもたちが、自由にのびのびと学びながら大きく成長を遂げるための環境を実現した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

(1)1?4年までは初等部専用の芝生広場に面した昇降口から入り、接地性を重視して初等部ゾーンを1階に配置した。初等部では特に異学年交流を重視して2学年をひとつのまとまりとした。全学年が共通で使う多目的ホールやメディアセンターは、成長とともに使用する場所がステップアップして行く計画となっている。(2)エコタワーと各教室に自動開閉式の高窓を設け、自然採光、通風により快適な教育環境を実現している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

愛知県海部郡飛島村大字松之郷三丁目21番地
http://www.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=2310035

審査委員の評価

先行事例が少ない公立の小・中一貫教育校を、9年間の統一した教育目標で育てるといった基本理念の元、他の手本となる村唯一の教育環境に結実させた。地域住民、学校関係者、議会・行政、専門家などが協働して計画設計を進め、村の中心となる交流・学びの場「メディアセンター」を地域の核とした。同学年だけでなく他の学年との相互交流の場となる共有空間を介して、各学年にふさわしい教室に結びつく構成となっている。前例に頼ることなく、多様な関係者による密度の高いワークショップなどの検討を経て、これまでの学校施設の枠を超えた伸びやかな学びの場が提供されている。

担当審査委員| 南雲 勝志   森田 昌嗣   安田 幸一  

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