GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
研究所 [東北学院大学 バイオテクノロジー・リサーチ・コモン棟]
事業主体名
学校法人東北学院
領域/分類
社会領域 - 公共・文化教育関連施設
受賞企業
株式会社竹中工務店 (宮城県)
受賞番号
10D06012
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

宮城県多賀城市にある東北学院大学工学部の環境保全をテーマとしたバイオテクノロジー研究のための施設です。実験室とそれを見学するためのギャラリーを内包し、コンパクトで機能的なプランニングとしています。外観は赤い庇による水平ラインが、隣接するハイテク・リサーチ・センターと調和し、一体となって大学の先端研究施設としてアピールする役割を果たしています。インテリアはバイオテクノロジーをイメージさせる緑を基調とした個性的で暖かみのあるカラーリングとしています。

プロデューサー

学校法人東北学院

ディレクター

株式会社竹中工務店 東北支店 設計部 部長 桑原裕彰

デザイナー

株式会社竹中工務店 東北支店 設計部 部長 桑原裕彰、副部長 葛和久、課長 木下辰也、担当 齋藤隆太郎

桑原裕彰、葛和久、木下辰也、齋藤隆太郎

竣工
2010年3月19日
販売地域

日本国内向け

設置場所

宮城県多賀城市中央1-13-1

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

隣接するハイテク・リサーチ・センターと調和し一体化することで、大学の先端研究施設群として、メタリックでシャープな風景を創造することをねらいとしました。さらに、インテリアでは緑色を基調とした個性的な照明・サイン計画により見学者を誘導し、外部の緑と連続した空間とともに、バイオテクノロジーをイメージできる内部空間の実現を目指しました。

デザイナーのコメント

先端工学を象徴するシャープな赤の水平ラインが連続するエクステリアデザインと、バイオテクノロジーを象徴する暖かで柔らかい緑のインテリアデザインが対比的に体感できる空間となっています。その空間を、研究者や見学者の方々が使いこなし、どのように場に馴染んでいくのか見守っていきたいと思います。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

施設を使用するのは大学内の研究者と学生に限定されます。一方、施設の見学には学外の研究者や学生をはじめ、高校生や地域住民等の一般見学者など多様な人々が来訪します。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

機能的でコンパクトにまとめたプランにより、使用する学生や研究者のアメニティを高めるとともに、柱RC梁S造のブレースのない大スパン架構により、研究施設としてのフレキシビリティを高めました。バイオテクノロジーをイメージさせるインテリアや、内外部が一体化した空間によって一般見学者にとってわかりやすく、印象深い施設を実現しました。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

隣接するハイテク・リサーチ・センターとともに、赤い庇で水平ラインを強調し建築にシャープな連続感を持たせ、メタリックな外観で統一することで、大学の先端研究施設としてアピールしています。さらに、背後に広がる緑地を保全するだけでなく、見学者ギャラリーからの緑地の見え方にも配慮することで、内部からも四季の自然が感じられる空間を実現しました。

審査委員の評価

環境保全をテーマとした実験室と見学ギャラリーで構成されたバイオテクノロジー研究施設。簡潔な機能的空間計画、隣接するハイテク・リサーチ・センターとの調和・連続性を考慮したデザイン、外観には赤い庇の水平ラインを用いて大学の先端研究施設にふさわしいシャープで清潔感のあるイメージを表現している。バイオテクノロジーをイメージさせる緑を用いたインテリアの色彩とサインデザインは、白い室内空間に鮮やかで明快な場を生み出し、来館者にコミュニケートしている。空間と色彩の調和が織りなす優れた関係のデザインといえる。

担当審査委員| 南雲 勝志   森田 昌嗣   安田 幸一  

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