GOOD DESIGN AWARD

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2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
都市間高速バスの客席ユニットとそのレイアウト [ウィラーエクスプレス コクーン]
事業主体名
ウィラー・トラベル株式会社
領域/分類
社会領域 - 公共交通関連車両
受賞企業
ウィラー・トラベル株式会社 (東京都)
天龍工業株式会社 (富山県)
受賞番号
10D05001
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

今までの夜行バスにおいて、限られた車内スペースで十分な定員を確保し採算ベースに乗せるため、一部の高額商品を除き、座るためのシートで寝ていただくしかないのが現状であった。本品では、全席を斜にレイアウトすることにより、後ろの乗客に迷惑をかけることなくシートをめいいっぱい倒し、前の客席を気にすることなく足を上げて伸ばすことを可能とし、それぞれの乗客を個別に包み込むことによって、リラックスしてぐっすり眠りながら移動できるプライベート客席ユニットを具現化した。

プロデューサー

ウィラー・トラベル株式会社 代表取締役社長 村瀬茂高

ディレクター

ウィラー・トラベル株式会社 アシスタントマネージャー 池あい子

デザイナー

天龍工業株式会社 技術グループ 堀江宏喜

詳細情報

http://travel.willer.co.jp/x/bus/dynamic/3/ja/html/pc/bus/premium/c_index.html

利用開始
2010年7月23日
価格

9,800 ~ 11,000円 (東京⇔大阪間 片道運賃)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

周りの乗客に迷惑をかけることなくシートを倒し、足を上げ、伸ばし、可能な限り理想に近い寝姿勢でリラックスして眠れるプライベートスペース。それを限られたスペースの中でできるだけ多くの人が乗車できるようなレイアウト。

デザイナーのコメント

今までの夜行バスの宿命とも言える浅い眠りに対する新しい解として、現存する様々な移動手段の選択肢の中に新たに加えるカテゴリーとして、レイアウトの最適化と、コクーン(繭)という感覚的アイデンティティーによる、今までにない安眠移動のデザインを世に提案する。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

今までの都市間バスで眠れなかったお客様と、アンケートの結果確認された、「少し費用がかかっても時間を有効に活用できる高速バスを利用したい。」といった27歳?40歳を中心とするお客様

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

公共移動手段にもかかわらず、個別のプライベート空間の中で周りに気兼ねすることなくリラックスして移動、安眠できる結果、移動時間を安価で質の高い睡眠時間として有効活用できる

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

後ろの人に気を使って十分シートを倒せない方がいるという問題を斜めレイアウトにより解決し、理想の寝姿勢に近づけることで、移動時間を単なる移動時間、あるいは苦痛な移動時間ではなく快適な睡眠時間とし、時間の有効活用を可能にする、全く新しい快適な公共移動手段の選択肢の提供へと結びつけた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

WILLERバスターミナル新宿西口 〒163-0690 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル1F
http://travel.willer.co.jp/x/bus/dynamic/3/ja/html/pc/service/ws.html

審査委員の評価

飛行機、新幹線、バスと長距離移動の競争は、移動時間の短さに始まり、費用の安さ、そして乗り心地の良し悪しへと変化してきた。多少時間はかかっても夜寝ている間に移動すればホテル代は助かるし、移動時間の長さもも気にならい。そんな安さで勝負してきたバスもただ安いだけでは戦えななってきた。寝ながら移動する時のプライバシーなど「安いからいいでしょう」が通用しなくなり徐々に利用者は少なくなってきていた。まさにそんな業界に対しての救世子だといえる。体を伸ばして包み込まれるような姿勢をとれるシートは、女性も安心感して休むことが出来るよう配慮されている。小さなミラーや洗面具入れ、手元照明など細部にも気配りがされている。

担当審査委員| 山村 真一   木村 徹   サイトウマコト   福田 哲夫  

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