GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
床ずれ防止用エアマットレス [エアマットレス ここちあ]
事業主体名
パラマウントベッド株式会社
領域/分類
社会領域 - 福祉関連機器設備
受賞企業
パラマウントベッド株式会社 (東京都)
受賞番号
10D02001
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

床ずれ防止用エアマットレス。現在、早期離床・早期退院などの考えより在宅療養患者の重度化が顕在化し、今後増加すると予測される。在宅介護環境は様々な福祉・介護機器や一緒に暮らす家族の家庭用品などもあり生活動線を確保するのも困難な状況が多い。既存のエアマットレスは、ポンプや送風チューブが露出し生活動線が妨げられ転倒などの原因にもなっていた。そこでエアマットレスへは設置スペースを選ばないコンパクトな構造や誰にでも使いやすい操作性、軽度から重度まで対応できる機能が求められる。それらの要件をシンプルで解りやすいデザインによって解決しようと努めた。

プロデューサー

パラマウントベッド株式会社 設計部 野村克芳

ディレクター

パラマウントベッド株式会社 設計部 増川貴之

デザイナー

パラマウントベッド株式会社 設計部 増川貴之

増川貴之

詳細情報

http://www.paramount-homecare.jp/new/

発売
2010年5月25日
価格

189,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

個人宅

問い合せ先

パラマウントベッド株式会社 広報・IR部
URL: http://www.paramount.co.jp/

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

使用する家族や患者に対し、ポンプと送風チューブの露出をなくし、生活動線を確保。送風チューブによる転倒リスクの低減。また、軽度から重度まで様々な症状に対応した機能・操作性を実現させ、医療機器の機能性から連想する「仰々しさ」や「無機質さ」等のマイナスイメージを軽減させ、使い勝手と安全性の向上をデザインの目標とした。

デザイナーのコメント

介護機器や家庭用品で溢れた在宅介護環境において、安心して使用いただける製品を目指し、エアマットレスの省スペース化を実現しました。また、カラーリングでは落着きと信頼性を感じさせ、使用環境に調和するように配慮しました。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

・安静状態や身体能力低下により自力で動けない方及びその家族。・床ずれを発症した患者及びその家族(発症した床ずれの進行予防用) ・極度の骨突出や拘縮がある方 ・2時間おきの寝返り介助の実施が困難な方 ・居室空間の事情で既存のエアマットレスが使いづらい方

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

ポンプや送風チューブがマットレスにビルトインされているため、余分な設置スペースの必要がなく、生活動線の妨げにならない。また、つまずきなどによる転倒リスクも低減されたため安全性を向上させることができた。また、操作設定も簡単で初めて使用する方にも解りやすく、軽度から重度まで様々な症状に対応した機能も実現した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

エアマットレスのポンプや送風チューブのビルトイン構造を採用し、ベッド投影面積内での設置を可能とした。また、それに伴い送風チューブによる転倒リスクが低減され安全性の向上を図ることができた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマウントベッド株式会社ショールーム
http://product.paramount.co.jp/ja/homecare/list.php/220050

審査委員の評価

これまで露出していたポンプや送風チューブを本体の中に組み込んだため、すべてがベッドの投影面積の中に収まり、狭い日本の住宅環境でも生活動線を確保することができる。これによりつまずきによる転倒のリスクも軽減された。ともすると機能に偏りがちな医療、介護現場の製品でありながら、丁寧にデザインされた操作パネル、慎重な色彩計画によりたいへん魅力ある製品に仕上がっている。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   馬場 了   山本 秀夫   和田 達也  

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