GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
超電導式磁気共鳴画像診断装置 [東芝MRI Vantage Titan 3T MRT-3010]
事業主体名
東芝メディカルシステムズ株式会社
領域/分類
社会領域 - 医療関連機器設備
受賞企業
株式会社東芝 (東京都)
東芝メディカルシステムズ株式会社 (栃木県)
受賞番号
10D01023
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

MRIは、X線被ばくをせずに体内の病変を発見できる装置として幅広く医療の現場で活用されている。一方、検査中の騒音や狭い検査空間は、患者に対して心身に負担を与えたり、姿勢や体格によっては検査が困難であるといった問題もあり、検査環境の改善が強く求められている。本装置は、当社従来製品の2倍の磁場強度となる3テスラ化を、国産メーカーで初めて実現。磁力の増大に比例して発生するノイズの影響を軽減する技術により、高精細画像へのニーズに応えながら、患者の検査時の負担を軽減する優しい検査環境を目指し、開放感のある世界最大クラスの大口径MRI(71cm)を実現した。

プロデューサー

東芝メディカルシステムズ株式会社 MRI事業部 事業部長 日野正章

ディレクター

株式会社東芝 デザインセンター 社会インフラデザイン担当 グループ長 石本尚嗣 /コミュニケーションデザイン担当 グループ長 伊豆裕一

デザイナー

株式会社東芝 デザインセンター 社会インフラデザイン担当 主務 伴流篤信/コミュニケーションデザイン担当 主務 鈴木淳也、永田博一

詳細情報

http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/products/mri/titan3t/index.html

発売
2010年4月9日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

病院、健診センターなど

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

3テスラ化による高機能、高精細画質へのニーズに応える一方、『すべては患者さんのために』の考えのもと、MRIが患者に対して心身ともに与えていた様々な負担を軽減することに努めた。特に検査空間については従来装置の1.3倍(面積)に拡大。内部に設置した照明と共に開放感を向上。更に東芝独自の技術である静音化機構や送風系の改善等と合わせて、患者にとって優しい検査環境の実現を目標とした。

デザイナーのコメント

圧迫感を軽減する優しいフォルム、明るく開放感を感じさせる色彩や開口部を広く見せる曲面形状の工夫などにより、心身ともに患者が安心して検査を受けられる環境の創出を追求。又、操作者に対しては、多忙を極める日々の負担を少しでも軽減できるよう、無駄のない、分かり易い画面デザインやワークフローの実現を目指した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

医師/技師/患者

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

・医師、技師にとっては、より高精細の画像や広領域の撮像を実現すると共に、検査のスループット、装置の稼働効率を向上した。また、3テスラ装置でありながらコンパクトな設計で、省スペースでの設置も可能にした。・患者にとっては、大口径化によって、姿勢や体格にとらわれない検査を実現した。又、高い開放感や優しいフォルム、色彩等により、検査に対する心理的な負担を軽減した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

診断、臨床の立場からの様々な要望やアイデアを取り入れた開発を推進。また、特定有害物質の使用削減することでRoHS指令に適合し、地球に優しい医用システムの提供を目指した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

病院や医療従事者向けの展示会、学会などで見ることができます
http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/

審査委員の評価

MRIなどの最先端の検査機器は、医療の現場でますます重要な位置を占める一方、検査中の騒音や狭い空間が患者の心身に大きな負担を与えていると言われている。「すべては患者のために」というコンセプトのもと、ますます高性能化する機器に対し、デザインによってその負担を軽減することにまじめに取り組んだ。この製品は、威圧感をなくした優しいフォルムや明るく開放感のある色調、開口部を広く見せる面形状など最大限の手を尽くしこれを実現している。さらに、内部の照明、送風システムなどでも検査時の心理的不安の軽減に勤めている。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   馬場 了   山本 秀夫   和田 達也  

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