GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィス商業複合施設 [タブロイド]
事業主体名
産業経済新聞社
領域/分類
仕事領域 - オフィス・店舗・生産関連施設
受賞企業
株式会社リビタ (東京都)
受賞番号
10C05012
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東京湾岸、役割を終えた巨大印刷工場のコンバージョン。かつて新聞が刷られていた文脈を継承し、「建築のメディア化」に挑戦。ギャラリー、アトリエ、スタジオ、オフィス、カフェなどの複合施設として再生。ニューヨークのソーホー、ミートパッキングのように、東京にも新しい文化、情報発信拠点、クリエイティブエリアの創造を目指した。様々なアイデアと問題解決をするための「映画のようなクリエイターキャスティング」、工場であったという制約を、すべて魅力に反転していく「逆転の発想」、コンセプトに共鳴する「テナントミキシングデザイン」、コンバージョンの新しい可能性に挑戦したTOKYO CREATORS' DISTRICT。

プロデューサー

株式会社リビタ 内山博文、原田康弘

ディレクター

オープン・エー

デザイナー

シー・デザイン+トランジット+トーマン

詳細情報

http://www.tabloid-tcd.com/

グランドオープン
2010年5月11日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都港区海岸2-6-24

問い合せ先

リビタ コンサルティング事業部
Email: info@tabloid-tcd.com
URL: http://www.rebita.co.jp

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

?日本で初の巨大工場の大規模コンバージョン(機能転換) ?既存建築の痕跡を残し後世に引き継ぐためのデザイン探求。?殺伐とした東京湾岸の倉庫街に、まったく新しいクリエイティブ企業の集積と文化拠点をつくった。・構造的検証、省エネ法、ハートビル法、景観規制などをすべてクリアしながら用途変更を実現させる。

デザイナーのコメント

タブロイドのデザイン、設計は既存建築とそこで行われた生産作業に敬意と畏怖を払い、継承しながら新しいアイデアや機能を融合させて行く仕事であった。同時に、コンバージョンに適合していない基準法などの諸規制を丁寧にクリアすることは、ストック再利用の新しい時代を拓く一助であると信じている。結果、このデザイン、建築は単なる複合施設ではなく、この時代、このエリアならではの情報と表現の発信の場となり始めている。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

今まで東京湾岸にはいなかった、クリエイティブ企業(ファッション、メディア、デザイン系の人々)の新しい集積地を構想した。彼らは制作のための広い面積、自由な雰囲気、多様なコミュニケーションを求めている。印刷工場であったという事実、そしてダイナミックな空間は彼らの創造力を刺激する。その集積は湾岸の街の文脈自体をかえて行くトリガーとなると考えた。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

クリエティブな発想はそれが誘発されるような場所で起こるのではないか?この施設は既存のオフィスのビルディングタイプの延長ではなく、ギャラリー、カフェ、屋上テラス、共有の大吹抜、シャワールーム、レンタルサイクルなど、多様な機能(コミュニケーション・トラップ)を空間に散りばめた。モバイルツールの進化によって生まれた、仕事と遊び、オンとオフが溶解し始めた世代に、新しい時代の働く場所、空気感を提供した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

省エネ法にのっとり、すべての外気接触面に対し断熱性能を高める工事を施した。工場のコンバージョンでは、日本で初めての事例である。倉庫街であり、人通りの少なかった街にまったく新しい文化拠点をつくった。今後、東京湾岸のこのエリアは、新しいクリエイテュブの集積地へのエリア・コンバージョンのきかっけをつくった。巨大吹抜の魅力を最大化するコンテンツやデザインを導いた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都港区海岸2-6-24
http:www.tabloid-tcd.com/

審査委員の評価

湾岸の倉庫をギャラリーなどに利用する例はこれまでも見受けられたが、そうした活動の有り様が外に現れていなかった。本プロジェクトは内部の活動を、カフェやグラフィックの存在によって表現しており、周辺環境を活性化する原動力になる可能性を秘めている点を評価した。

担当審査委員| 乾 久美子   千葉 学   廣村 正彰  

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