受賞ギャラリー
2010
グッドデザイン賞
燃焼安全制御機器 バーナコントローラ
RXシリーズ
受賞対象の詳細
RXシリーズは、工業用燃焼設備の燃焼安全制御を行うモジュール構造のコントローラ。燃焼インターロック監視を行うバーナインターロックモジュールRX-Lと、燃焼バーナの点火動作と火炎の監視を行うバーナコントロールモジュールRX-Rの各モジュールを複数組み合わせて、さまざまな燃焼設備や燃焼方式に対応する。燃焼制御の安全回路の搭載と、豊富な機能選択により、工業用燃焼炉の安全通則のJIS規格(2008年改正)に対応した燃焼設備が構築できる。
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プロデューサー
株式会社山武 アドバンスオートメーションカンパニー マーケティング部 門屋聡
ディレクター
株式会社山武 アドバンスオートメーションカンパニー 開発部 山田哲也
デザイナー
株式会社山武 アドバンスオートメーションカンパニー 開発部 相澤秀之+株式会社オープンハウス
詳細情報
発売
1970-01-01
価格
120,000円 〜 150,000円 (機種やオプションの有無により異なる)
デザイナーの想い
最近の海外/国内規格では、リスクアセスメント上から「制御部」と「安全部」を分離する原則としており、RXシリーズは「安全部」を担う機器であることをユーザが認識できること。一方、「azbil」のブランドイメージを創出するため、制御盤内に共存する機器である弊社NXシリーズ(2009年Gマーク受賞)との統一感を持たせること。この2点を両立させるようにした。
開発・企画について
応募対象が達成しようとした目標
(1)豊富な機能選択により、設備仕様に合わせた燃焼安全制御を実現する。(2)燃焼設備で要求される燃焼制御の安全回路検討や検証の負荷を低減する。(3)サイドコネクタにより各モジュールと連携して、省配線・省スペースを実現する。(4)機器の運転履歴を自動的に記録し、高いメンテナンス性を実現する。(5)盤内機器におけるazbilブランドイメージを創出する。
使用者、社会等への取り組み
どのような使用者・利用者を想定したか
(1)熱処理設備、乾燥炉、鉄鋼加熱炉、などの燃焼設備設計者 (2)燃焼設備を使用するエンドユーザ (3)燃焼設備の立上げやメンテナンスを行うサービスマン
その使用者・利用者にどのような価値を実現したか
RXシリーズを導入することにより、燃焼設備で要求される安全計装の検討や検証にかかる設備設計/使用者の負荷を低減し、特別なプログラムを必要とせずに専用PCローダによる機能選択により、設備仕様に合わせた燃焼安全制御を実現する。専用PCローダや製品前面LED表示による動作状態や故障の把握、交換容易なモジュール構造により、メンテナンスや故障対応の作業を効率的に行える。
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点
燃焼制御の安全回路を搭載し、特別なプログラムを作成することなく、RXシリーズに組込みの機能を選択するだけで、改正JIS規格に対応した燃焼設備の構築を可能とした。
その問題点に対し、どのように対応したか
どこで購入できるか、
どこで見られるか
コンポクラブ
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
山田 晃三大島 礼治村上 存
評価コメント
複数モジュールをサイドコネクタで複数組み合わせ,省スペース,省配線で,さまざまな燃焼設備や燃焼方式に対応する本製品は,要求される安全計装の検討や検証にかかる担当者の負荷を低減し,製品前面LED表示による動作状態の把握,メンテナンスや故障対応の作業を効率化する操作性を,安全・安心感を表現する黒と緑の配色によるモジュールにうまくまとめている.
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