GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
YKH HOUSE [YKH HOUSE]
事業主体名
YKH HOUSE
領域/分類
生活領域 - 戸建住宅・集合住宅
受賞企業
株式会社ISSHO建築設計事務所/一級建築士事務所 (東京都)
受賞番号
10B08087
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

横浜に建つ二世帯住宅である。一家族ではあるが、世帯間の距離を必要とする状況に適応できる設計が求められた。結果として、二つの住戸は住宅としての諸機能を共有せずおのおの専有しながら、けれども、それぞれの諸室を繋げる通路や、外部のテラスを立体的に共有している。日常生活の中で他人とのストレスを感じるときは、機能を共有しているときで、空間を共有しているときではない。機能の専有、空間の共有という考えを軸に、二世帯の関係性を構築した。そうして、全体の印象としては、世帯同士の生活を程よい距離で感じることの出来る、ひな壇で構成されつつ入り組んだ路地空間を持つ、小さな山岳集落のような印象を持った。

プロデューサー

株式会社ISSHO建築設計事務所/一級建築士事務所

ディレクター

ベラ・ジュン 宮内 智久

デザイナー

ベラ・ジュン 宮内 智久

ベラ・ジュン

利用開始
2010年2月25日

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

敷地は高低差の複雑な丘と谷でできた横浜特有の町並みの上部に位置している。道路のある南側への内部の開放性、北側と東側に広がる谷への景観、外部空間のバランスよい配置という外在的な敷地の条件と、「機能の専有、空間の共有」という内在的な二世帯の関係性の条件を効率的に融合することを最大の目標にした。

デザイナーのコメント

外在的な敷地の条件と、内在的な二世帯の関係性の条件を効率よく、かつ効果的に設計すること。そして、それらを具現化するディテールが明快になるべく勤めた。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

老夫婦が居住していた一軒の平屋の住宅から、その息子の結婚に伴って新しく計画した、親世帯と子世帯のための二世帯住宅である。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

1つの住宅で、これから一緒に生活を始める二世帯の為に、快適に過ごせる計画をした。世帯同士の生活を程よい距離で保ちながら、外部空間を共有でき、家族同士が行き来しやすい空間構成に設えた。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

丘陵地の上部に位置するという立地条件を活かし、窓を四周に配置し、風が室内に抜ける計画をした。また、外壁及び屋根に2重の通気層を設け、夏場は太陽熱を遮断し、暖かい空気が上へ抜け、冬場はその通気層が断熱の役割を果たす。そして、雨戸も、夏場の直射日光をさえぎり、断熱の効果を発揮する。雨戸を閉めた際も、雨戸に設けた換気用のスリットを開けることで、室内への通風が出来るように設えた。

審査委員の評価

外壁と一体化した雨戸が、閉めた時に窓の存在を消してしまうところが面白い。ボリュームの分節のし方や窓の配分もユニークである。

担当審査委員| 難波 和彦   高橋 晶子   手塚 由比  

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