GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建て住宅 [白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE]
事業主体名
渋谷達郎+アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所
領域/分類
生活領域 - 戸建住宅・集合住宅
受賞企業
渋谷達郎+アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所 (山形県)
受賞番号
10B08075
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

計画地は山形県白鷹町。一年のうち、3分の1は雪に閉ざされる多雪地域である。このような厳しい自然環境のなか、一年中光に満ちあふれたあたたかな住まいを計画したいと考えた。冬季の厳しい寒さゆえ、開口部を大きくとることは室内の温熱環境を大きく損なうことになる。そこで、光を透すリサイクル可能な新素材を用いた採光断熱壁のシステムを考案し、2階全面に採用した。ローコストゆえ、木造在来工法により建てられているが、構造部材が採光を妨げることのないように工夫をして、壁面全面からの自然採光を実現した。室内は大きなワンルーム空間とし、平面的な回遊性に加え、断面的にも吹抜けを介した自然通風が可能なパッシブな設えとした。

デザイナー

渋谷達郎

利用開始
2010年4月17日
設置場所

山形県

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

雪国の暮らしにとって一番大切なことは、いかに厳しい自然環境に寄り添い、共生していくかである。特に光は、一年のうち3分の1もの間、雪に閉ざされる多雪地域においては切実である。そこで、採光断熱壁という冬の寒さに耐えつつ光を透過する暖かな衣をまとったパッシブな住まいを計画した。一年中あたたかな自然の光に満ちあふれた住まいはローコストながら、新しい雪国の住まいのあり方を提案している。

デザイナーのコメント

雪国においては、日照時間の短さは冬の寒さ同様、切実な問題である。特に1年のうち3分の1もの間、雪に閉ざされる多雪地域では光をいかに享受するかが人々の健康と直結している。そこで、しっかりとした断熱性能を確保しつつ、自然採光を可能にするような採光断熱壁のシステムを考案した。ローコストゆえ内装は木の地肌や透湿防水紙(タイベック)素地のままの仕上げとなったが、それがかえってあたたかみの感じる空間となった。

審査委員の評価

断熱採光壁の仕様がいままでにないものである。ポリカ中空板の40mmと透湿防水紙を組み合わせたハイサイドの壁面は、光を通しながら断熱性能に優れ、結露から主要構造部を守る。おだやかな拡散光が印象的。

担当審査委員| 難波 和彦   高橋 晶子   手塚 由比  

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