GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [TOYOI 6]
事業主体名
個人
領域/分類
生活領域 - 戸建住宅・集合住宅
受賞企業
有限会社プロパティデザインオフィス (東京都)
川辺直哉建築設計事務所 (東京都)
鈴木治郎 (埼玉県)
受賞番号
10B08041
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地の周囲は戸建ての住宅が建ち並ぶ住宅地で、集合住宅というサイズは、少々大きく感じられた。そこで、全体を大きく3つのボリュームに分けて、それぞれをひとつの住宅として考え、3つの住宅が寄り添うようにして、建物を配置している。接道する南面には、住民同士、または周囲の人々を交えた接点となるよう、ささやかな広場を設け、季節を感じる樹木とベンチを設えた。エントランスを抜けると坪庭があり、限られた敷地の中で視覚的な広がりと、憩いの場を提供している。通りかかる人が気軽に立ち寄り、自己完結しない、人と人、人と街を繋げるような建築になることを願っている。

プロデューサー

有限会社プロパティデザインオフィス 菊池林太郎

ディレクター

有限会社プロパティデザインオフィス 菊池林太郎

デザイナー

川辺直哉建築設計事務所 川辺 直哉

詳細情報

http://www.pdo.jp

利用開始
2010年3月15日
販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県草加市氷川町51-1

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

集合住宅は、事業性という背景をもつため、コストや面積などの条件が厳しくなることが多いので、自ずと制約が多い中でのデザイン操作が必要になる。また、戸建ての住宅と比べると、街並みや景観に対する影響が大きいので、周辺環境の長期的な変化をも視野に入れた対応が求められる。そのような状況の中で、オーナー、プロデューサー、デザイナーが共通の目的を持ち、都市のストックとして相応しい建築をつくっていきたい。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

デザインに興味を持っている若い年代をターゲットとした。今までの賃貸住宅に飽きたらず、将来マンションをリノベーションしたり、戸建て住宅を設計したいと考えている人。ストイックにデザインされすぎてギスギスしたものではなく、美しいデザインと緩やかで優しい感覚を併せ持ったものを好む層を狙った。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

最近では失われつつある「ご近所付き合い」というコミュニティを、それぞれのプライバシーは確立しながら実現することを目指した。さらにデザインのみにとらわれ、使いづらかったり冷たい感じにならないように、親しみや暖かみを感じられる雰囲気を実現した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

既存アパートに使われていた石材、植栽とアパート名(豊井荘からトヨイシックスへ)を継承し、現代的な住宅へとリファインした。建築には古くなっても短期で交換をせずに、味わいが増していく材を選定している。入居者同士で情報交換できるように、お知らせボードを設置したり、各部屋へのアプローチはお互いの顔を合わせやすい構造にした。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

埼玉県草加市氷川町51-1
http://www.pdo.jp/s/

審査委員の評価

戸建て住宅地に計画する共同住宅のありかたを提案した作品。単純な大きい箱型を避けて、戸建てサイズのボリューム分節や屋根をつけることで、周辺環境になじんでいく印象がある。各住戸の内部空間も一戸建てのような自由度の高いデザインが得られている。

担当審査委員| 難波 和彦   高橋 晶子   手塚 由比  

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