GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
洗面ボウル [エリッセ]
事業主体名
株式会社サンワカンパニー
領域/分類
生活領域 - 住宅設備
受賞企業
株式会社サンワカンパニー (大阪府)
受賞番号
10B06056
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

素材面と機能面の両方から既成概念を打ち崩した全く新しいスタイルの洗面ボウルです。レジンコンクリートを基礎素材に用いることで、陶器のような高温で焼成する工程が発生いたしません。燃料など天然資源の消費を抑制でき、環境に優しい素材です。さらに排水口部分にはキッチン用のトラップを組みました。これにより指輪やネックレスなどを落とす事故に対応できるようになりました。デザイン面ではエッグデザインをベースに柔らかく女性的なイメージでスタイルを造り、センターエリアを若干低くする事でトータルバランスを取っています。柔らかな形状に添う形で排水口蓋のデザインを施し、大きな排水口を隠すのではなくデザインの一部としました

プロデューサー

株式会社サンワカンパニー インターネット事業部 プロジェクトチーム リーダー 原野繁之

ディレクター

株式会社サンワカンパニー インターネット事業部 プロジェクトチーム 田尻健一

デザイナー

株式会社サンワカンパニー インターネット事業部 プロジェクトチーム 田尻健一

詳細情報

http://www.sanwacompany.co.jp/shop/g/gWA13011/

発売
2009年12月1日
価格

24,800円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

洗面台、洗面ボウルにおけるアクシデントを未然に防ぐことにより、快適なライフスタイルを実現すること。陶器ではない素材による新しいサニタリーウェアの提案。これらにデザイン性を付加することで通常の洗面ボウルからスムースに切り替えられる製品を目指しました。

デザイナーのコメント

「洗面ボウルにもキッチンのようなトラップがついていれば便利なのに」という思いから開発を始めました。簡単に思える改良も陶器ではトラップとの接合がうまくできないなど問題が多く、解決には多大な労力と時間を費やしました。前例がない製品ですが、製品として完成させることがゴールではなく「価格やデザインも含め社会に受け入れられる製品であること」を目標にいたしました。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

洗面所自体をパウダールームとして機能させる住宅が増える中、歯磨きや髭剃り、化粧など洗面所は日々の生活シーンに度々登場します。そうなると収納ばかりに目が行く一方で、アクセサリーなど『小物類』が誤って流れてしまうというトラブルは見逃されていました。開発にあたっては誰でも一度はやってしまうトラブルを想定した実験・検証を繰り返し行いました。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

アクシデントを防ぎ、お手入れが簡単になることで快適なライフスタイルを手に入れることが出来ます。洗面用のトラップより大きいキッチン用トラップを組み込んでいるため、防臭性能も高くなっています(封水が切れにくい)。ステンレスの網カゴは防虫や消臭機能があり、日々のお手入れを楽にしてくれます。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

陶器に近い質感を出す為に、表面コート材や重量を模索しました。洗面シーンで考えられる衝撃や汚れを想定し、表面硬度や耐衝撃性については実験と検証を繰り返しました。洗面用ではないトラップを組み込む事は、接合部や付属している部材が合わず、水漏れの問題がありましたが、キッチンで使うトラップの接合や条件の違いを多角的に検証することで、洗面ボウルに組み込むことに成功しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

弊社各ショールーム(東京・名古屋・大阪)
http://www.sanwacompany.co.jp/

審査委員の評価

キッチンのような大きな排水口とすることで、使う側の安心感を高めている。パーティーシンク等の用途にも使えそうである。陶器でなくレジンコンクリートを用いることで、排水の部分の寸法精度を高めながら、陶器の質感をキープしている。またレジンコンクリートはリサイクル可能で、耐久性や加工性がよく、今後様々な商品への展開が考えられる。

担当審査委員| 川上 元美   五十嵐 久枝   岩崎 一郎   須藤 玲子   橋田 規子  

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