GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ホイッスル [バルキーン /RA0030-K,RA0030-KS]
事業主体名
株式会社モルテン
領域/分類
身体領域 - スポーツ用品
受賞企業
株式会社モルテン (広島県)
受賞番号
10A03008
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

サッカー プロレフリー用ホイッスル。10万人の大歓声でどよめく屋外スタジアムでも、レフリーの意思をプレーヤーに100%伝えるため、単に音を大きくするだけではなく、スタジアムもホイッスルの一部と考えた"響き"をデザインしている。上下に大きく張り出したフィンが、4オクターブもの高次倍音を発生させ、立ち上がりの早い、ピッチに響き渡る太くキレのある高音を実現。またゲーム中のどのような動作からも瞬時にホイッスルを構えることを可能にしたフリップグリップの採用で(RA0030-KSのみ)、レフリーの機動性を高めている。バルキーンは2010年Jリーグ公式用具に採用。

プロデューサー

株式会社モルテン スポーツ事業本部 技術開発部 SPE新商品企画グループ 田中政行

ディレクター

株式会社モルテン スポーツ事業本部 技術開発部 SPE新商品企画グループ 田中政行

デザイナー

株式会社GKデザイン総研広島 プロダクトデザイン部

詳細情報

http://www.molten.co.jp/sports/product/equipment/whistle/ra0030/index.html

発売
2009年10月21日
価格

4,200 ~ 5,250円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

私たちは、「完璧なボールとスポーツエキップメントによってプレーヤーのパフォーマンスと意思が100%発揮される時、そこに本物のゲームが実現する」という信念を持っている。より本物のゲームのために、レフリーの意思が100%プレーヤーに伝わりかつゲームの流れを壊さない音と構え方を考え抜き、その本質をカタチにすることを目指した。

デザイナーのコメント

サッカープレーヤーが身につけるシューズなどは最高のパフォーマンスのために常に研究され、専用の道具として進化してきた。ところが、いままでサッカーレフリー専用のホイッスルが無かったのである。レフリーにとって『ホイッスルを吹く』とはそのゲームの審判を任されるという意味である。国をあげての大きな試合であればプレーヤー同様にレフリーも最高の仕事が求められる。バルキーンはそのための道具を目指した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

サッカー プロレフリー及び上級レフリー

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

①大歓声のなかでも響き渡る太くキレのある高音による伝達力の向上 ②どのような動作からも瞬時にホイッスルを構えることができる装着具=フリップグリップによる機動性の向上 ③レフリーとしての『誇りと信念』

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

道具のデザインには『その道具を使う人、その道に入ろうとする 人』に対して、精神面で啓発させる力がある。本製品開発では、ホ イッスルはレフリーの象徴的道具であると捉え、レフリーとしての 『誇りと信念』にふさわしいカタチと音を目指した。モチーフとな る造形の背景(ストーリー)も含め、製品のポリシーをしっかり構 築し、それを伝えることも造り手の責務として取り組んだ。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

スポーツ店
http://www.molten.co.jp/sports/product/equipment/whistle/ra0030/index.html

審査委員の評価

2010年Jリーグ公式用具であり、同年ワールドカップの日本人主審、西村雄一氏のために開発され、使用されたホイッスルである。大歓声の中でレフリーの意思を明解に伝えるコミュニケーションツールとして、4オクターブのキレの良い高次倍音を実現し、どのような動作からも瞬時にホイッスルを構えられるフリップグリップによって、レフリーの機動性を高めることに貢献している。使用するレフリーの凛々しさ、公平性を象徴するような、シンプルで無駄のないフォルムが潔い。手のひらに収まる小さな道具ながら、スポーツ文化に於ける大きな役割を担う可能性をもつ、すぐれた対象である。

担当審査委員| 左合 ひとみ   安積 朋子   高尾 茂行   原 研哉  

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