GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
3Dインタラクティブメディア展示装置 [三菱みなとみらい技術館 「フューチャーファクトリー」]
事業主体名
三菱重工業株式会社+三菱みなとみらい技術館
領域/分類
ネットワーク領域 - パブリックコミュニケーション
受賞企業
有限会社ジィーアンドアール(G&R Inc.) (東京都)
受賞番号
09E16015
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「フューチャーファクトリー」は、横浜の三菱みなとみらい技術館に新規に常設された、協力しながらデジタルパーツを組み上げる近未来的な製作体験(ワークショップエンターテインメント)が楽しめる展示装置です。参加者は特殊なデバイスを使って、スクリーンテーブルに映し出されるデジタルパーツを自由に動かすインタラクションと、大型スクリーンに映し出される3D映像により、乗り物が動くために必要な部品(パーツ)と、仕組みを知ることができます。製作する乗り物は、かつて三菱重工業が製作していたC57型蒸気機関車と、4気筒エンジン搭載のコンセプトカーです。定員24名(6人×4チーム)、体験時間12?15分(程度)

プロデューサー

三菱重工業株式会社 三菱みなとみらい技術館

ディレクター

有限会社ジィーアンドアール ( G&R Inc.) 代表 中西 寛

デザイナー

中西 寛、伊藤 弘樹、山口 迅、茂原 邦彦、加藤 裕重

詳細情報

http://www.mhi.co.jp/museum/trial_square/index.html

利用開始
2009年1月17日
販売地域

日本国内向け

設置場所

三菱みなとみらい技術館 トライアルスクエア

問い合せ先

有限会社ジィーアンドアール(G&R Inc.)
Email: info@gnr.co.jp
URL: http://www.gnr.co.jp

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

三菱みなとみらい技術館にあった既存の3Dシアターをリニューアルするプロジェクトでしたので、3Dシアターとしての立体視体験(受動的機能)の特徴を活かしつつ、インタラクティブ体験(能動的機能)を加えることで、来館者同士が協力したり、話し合ったり、また再び体験したくなるなど、コミュニケーションが生まれる仕掛けのデザインを目標としました。

デザイナーのコメント

「製作体験」では、臨場感や表現力、機能、空間デザイン、そして我々の最も得意とする、インタラクティブエンターテインメントとバーチャルリアリティエンターテインメントを加味しました。その結果、今まであまり『ものづくり』に興味の無かった方にも、楽しく体験していただける、新しいジャンルとしてのワークショップエンターテインメントを提供できたものと考えています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

三菱みなとみらい技術館は小学生、中学生を中心に、未就学児からご両親までの幅広い年齢層の方が来館します。「フューチャーファクトリー」では、小学4年生をメインターゲットとしながらも、来館する全ての方が体験できるよう想定しています。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

来館者の方々に、蒸気機関車やクルマの動く仕組みや、普段見ることのない部品の形状や役割に楽しく触れてもらい、『ものづくり』への興味を喚起させることができました。また、友人同士やご両親と一緒に協力しながら設計図に部品を組み込むという製作行為のなかで、新たな発見とコミュニケーションのきっかけを提供できました。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

三菱重工業で当時C57型蒸気機関車を製作していた、広島県の三原工場にマイクロフィルム保存されていた図面データを、ひとつひとつ検証し必要なデータ収集を行いました。また、鉄道博物館に協力を依頼し、C57型蒸気機関車の設計図、及びパーツ構成表を提供と、実際に蒸気機関車を運転していた方に仕組みや全体の動きをレビューしてもらうことで、リアルなパーツと3D映像を完成させることができました。

その問題点に対し、どのように対応したか

楽しみながら製作体験をしてもらうことが最大のコンセプトでしたが、図面に部品をただはめ込むだけの単なるパズルにならないように、実際の設計図面から全ての構成パーツをCGで表現することと、実際の動きを再現する必要がありました。組み立てプログラムのC57型蒸気機関車に関しても設計図面、パーツ構成表が必要でしたが、既に生産は中止していて、当時の記録もほとんど残っていませんでした。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

三菱みなとみらい技術館
http://www.mhi.co.jp/museum/

審査委員の評価

デジタルの可能性を、来館者同士が協力しながら蒸気機関車を組み立てていくというアイデアに昇華しているところを評価した。またフューチャリスティックなインターフェイスも良い。

担当審査委員| 永井 一史   佐々木 千穂   中村 勇吾   中谷 日出   福冨 忠和  

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