GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地図検索ウェブサイト [マピオンの地図デザイン]
事業主体名
株式会社マピオン
領域/分類
ネットワーク領域 - デジタルコンテンツ
受賞企業
株式会社マピオン (東京都)
受賞番号
09E14010
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

道に迷わないために必要な情報は何か。美しい地図の定義は何か。実用性の高い地図デザインはどうあるべきか。わたしたち「マピオン」は、ユーザーとの共同作業によって、その答えを出すことにしました。制作期間中にプロトタイプを公開。Webサイト上でユーザーからデザインについての意見を募り、定期的に反映。再度ユーザーから評価を収集。わたしたちが作り上げたものは、プロダクトとしての完成度を上げ、今後も継続的にチューニングを繰り返すという、デザインのプロセスそのものです。そして生活者自身が生活インフラとしての地図制作に意見投稿できるという、Webの醍醐味を活用したデザイン手法への新たなチャレンジでした。

プロデューサー

荒木たけのり

ディレクター

マピオンのユーザー

デザイナー

荒木たけのり

荒木たけのり顔写真

詳細情報

http://www.mapion.co.jp

利用開始
2009年4月22日
価格

0円 (無料)

販売地域

日本国内向け

設置場所

地図検索ウェブサイト「マピオン」の地図

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

実用性の高い「迷わない地図」を、印刷したくなるような「美しいデザイン製品」として提供すること。わたしたちが目指したのは、『この1枚で旅ができる』というコンセプトの実現です。

デザイナーのコメント

わたしたちが作ったのはWebの地図です。Webの醍醐味は何でしょうか。わたしは、成果物をWeb上に公開するだけではなく、デザインのプロセスでWebをうまく使いたいと思っていました。地図の制作にあたり、リリース後にユーザーになるであろう人たちとの 共同作業を通じてデザインしていくことは、閉じられたオフィスの中で 制作を行うよりも、結果的に高品質な製品開発につながったと思います。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

地図は生活インフラであるため、まずは、様々な利用者層、シチュエーションを想定した汎用的なデザインを心がけました。たとえば地下鉄の出入口等、交通機関の乗換え時にサインとなる情報を分かりやすく表現するなど、地図の根本ニーズである「迷わず目的地に導く機能」を漏れなく盛り込むことに注力しました。一方で、地図編集の自由度を高め、特定用途向けのデザインにも対応できる開発環境を整備しました。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

用途に合わせ、デザインを自由に変更できるシステムを構築したことで、たとえば子供,高齢者,色覚障害の方が利用しやすい地図や、不動産案内や 旅行用に最適化された地図といった多様なニーズへの対応が今後可能となります。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

マピオンのユーザーは800万人。多くのユーザーが地図を印刷していますが、複数のインク材料が必要なカラー印刷ではなく、モノクロ印刷でも十分に美しく出力できるような工夫を地図デザインに施しました。また一方では、パソコンで調べた地図URLのケータイ送信を推奨するなど、紙に印刷しなくても済むような取り組みも行っています。

その問題点に対し、どのように対応したか

Webで地図を検索し、印刷して目的地へ行く。オンライン地図サービスは印刷メディアでもあります。わたしたち地図メディアは、大量に印刷利用されることについて、配慮が必要でした。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

地図検索ウェブサイト「マピオン」の地図
http://www.mapion.co.jp

審査委員の評価

日本の地図情報やナビゲーションのインフラのデザインとして、地に足のついた着実なアプローチを継続しているように感じる。紙ベースの地図デザインの世界を基本としながらも、WEBならではの様々な展開が試みられていて、意欲的であると思う。

担当審査委員| 永井 一史   佐々木 千穂   中村 勇吾   中谷 日出   福冨 忠和  

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