GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
景観設計・まちづくり・地域活性化 [葛飾柴又帝釈天参道周辺のまちなみ]
事業主体名
特定非営利活動法人柴又まちなみ協議会+葛飾区+東京都
領域/分類
社会領域 - まちづくり・地域づくり
受賞企業
柴又神明会 (東京都)
特定非営利活動法人柴又まちなみ協議会 (東京都)
まちひとこと総合計画室 (東京都)
受賞番号
09D08004
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

平成16年から景観まちづくり活動を行っている特定非営利活動法人柴又まちなみ協議会(柴又神明会を母体とし19年法人認定・ガイドライン認定)は、18年に民間主導型のまちなみガイドライン作成記念として「柴又宵明かり計画」により参道店舗をライトアップした。20年には柴又の知名度と注目度の向上や魅力資源のさらなる活用、下町情緒あふれる柴又のイメージの定着と強化及びガイドラインの実行と実現を目指し、東京都産業局江戸情緒街並み回生事業を葛飾区の協力得て補助金取得し、民間主導の街並み整備を行った。現在も柴又独自の新しい観光・地域活性化を目標として継続的な景観まちづくりを推進中である。

プロデューサー

柴又神明会・特定非営利活動法人 柴又まちなみ協議会

ディレクター

特定非営利活動法人 柴又まちなみ協議会・まちひとこと総合計画室

デザイナー

街並みデザイナー 田邊寛子

田邊寛子(東京都しゃれた街並みづくり条例の街並みデザイナー)

詳細情報

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/02/20i24600.htm

竣工
2009年3月31日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都葛飾区柴又7丁目 帝釈天参道周辺地区

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

景観まちづくりの要である帝釈天題経寺は葛飾区・東京都による建物の価値評価がされておらず、地域全体としての景観まちづくりの中長期的な方向性が定まっていない。また、参道沿道の木造の店舗は、徐々に建て替えが進んでおり、現時点で維持が困難であるとの理由から、撤去や建替などを検討している店舗が数軒ある。景観まちづくりを推進することで、地域住民まちなみへの意識啓発及び歴史資源の活用と保全することを目標とした。

デザイナーのコメント

本賞の取得は、住民組織である協議会の方々の誇りと自信につながり、更なる景観まちづくりの推進力になると考え応募した。形だけではなくプロセスを含んだデザインの評価をして頂きたい。柴又のまちなみの注目度、知名度が向上することにより、景観まちづくりに対する周辺住民の更なる意識が啓発されると期待している。地域資源を活用した住民のエリアマネジメントによる環境改善は持続可能な社会の実現に寄与すると信じている。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

寅さん映画に代表されるような、下町のイメージを求めてくる人や寅さんをし知らない若者(30代以前)・4世代家族、老若男女の観光客および柴又の住民および参道商店街の方々

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

観光客に対しては、生活の見えるリアルな下町の空間、および現代社会が忘れつつある人情やコミュニケーションを体験できることによる楽しさと懐かしい気持ちの実感。柴又の住民の方々には、住みやすい住環境の提供と柴又に対する愛着の誘発し、参道商店街の方々には気取らず自然体な商売手法と人が主役であり魅力であることの再認識

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

生活観光地としては、回遊路を指定し景観整備することで、観光客が住宅地にむやみに踏み込まないように工夫した。下町のイメージの継承については、参道各店舗をガイドラインに沿って改修することで、群として下町らしさを強化した。帝釈天題経寺については、景観まちづくりの要となるべく、その第一歩として、外塀を改修した。

その問題点に対し、どのように対応したか

生活観光地として、観光地(参道や帝釈天題経寺や寅さん記念館・矢切の渡し・江戸川など)と住宅地との共存・住み分けしつつ、地域の個性である下町のイメージを継承すること。景観街づくりの要である帝釈天題経寺の歴史建物が正当な評価を受け、地区全体の景観まちづくりの中長期的な方向性を定めるために具体的な空間づくりとそれによる活性化の実績づくりが課題であった。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

葛飾区柴又帝釈天参道店舗(い志い・みょうが屋・川千家・えびす家・船橋家・代々喜もなか・松屋の飴・園田等)および帝釈天
http://web.mac.com/hayashik/Katsusikakankou/matinami.html

審査委員の評価

長期的ビジョンを持ち、一貫して魅力的な商店街形成を継続してきた。単に観光目的のためのまちなみ整備ではなく、そこに住む人間が元気になり、誇りを持てるための取り組みが感じられる。エネルギーを継続していくために、住民がまず主役である必要を改めて感じさせる。

担当審査委員| 南雲 勝志   黒川 玲   田中 一雄   廣村 正彰   森山 明子  

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