GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ロボット教材 [レゴR エデュケーションWeDo?]
事業主体名
レゴ エデュケーション
領域/分類
社会領域 - 教育関連機器設備
受賞企業
レゴ エデュケーション (東京都)
受賞番号
09D03002
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「レゴR エデュケーションWeDo?」は小学1年生から始められる画期的な体験型ロボット教材です。カラフルなレゴブロックと、センサー(物体を感知するモーションセンサー、傾きを感知するチルトセンサー)やモーターなどでモデルを組み立て、直観的なソフトウェアでプログラムするとレゴブロックのモデルが動き出します。モデルの組み立てとその動きや反応のプログラム、動きの予測と観察、皆の前での発表という活動の過程には、ロボティクスの要素である計測や計算、エネルギー伝達などの理数系の基礎を養うだけでなく、独創的なアイデアを創造する力、意見を伝える表現力やチームワークでの活動など、自ら問題を解決する力を育みます。

プロデューサー

レゴ エデュケーション 日本代表 樺山資正

詳細情報

http://www.LEGOeducation.jp/wedo

発売
2009年7月30日
価格

26,880円 (レゴR エデュケーション WeDo?スターターセット (組み立てセット、ソフトウェア、アクティビティガイドの3点を含む))

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

産業界では昨今の景気に対処できる専門家や学生を求め、学校は良き指導者と学習意欲の高い学生を探し、先生は学校のシステムに適応した生徒を惹きつける教材やプロジェクトを求め、子どもたちは刺激や感動を求めています。子どもの知的好奇心を刺激し、実体験の中で自ら学びを生み出す教材と教育メソッドを届け、21世紀の社会でリーダーシップを発揮し、イノベーション力に長けた人材を育成することを目指しています。

デザイナーのコメント

「レゴR エデュケーションWeDo?は、子どもたちが独創的に考え、自ら問題を解決し、チームを組んで活躍できる人として成長することを手助けするために開発しました。「作ることで学び、遊びながら学ぶ」ことを体験した子どもたちが、常に探究心を持って、未来の社会のために様々な挑戦をしていくことを願っています。21世紀の社会で、斬新なアイデアを持ってリーダーシップを発揮する人となることを祈っています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

小学校低学年からをメインとし、学校授業での、理科・算数・国語・道徳・総合学習・課外授業など、教科の枠に捉われない横断的、総合的な学習教材としての活用を想定しています。また、科学館でのハンズオンでの科学体験教室教材としての活用、大学の教育学部での教員養成のための活用や教育に関する研究材料としての活用、地域活動や企業のCSR活動の一環としても活用が想定されます。一般家庭への販売は現在検討中です。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

新製品発表会で行った小学2・3年生の子どもたちの制作と発表の様子は、チームで協力して取り組むという実体験の中で、夢中に組み立てを行い、誰もが積極的にアイデアを出し合って発表方法を考えていました。好奇心を掻き立てる課題や教材を提供するだけで、自然に自ら学びを深め、周りとコミュニケーションをとって活動するのだということを認識しました。2009年7月以降の発売のため、今後の可能性に期待をしています。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

次世代を築く子どもたちへの教育は、どの国にとっても必要不可欠ですが、経済状況が厳しい国では教育への予算に限りがあります。レゴ社は低価格で先端技術教育を新興国でも行えるロボティクス教材の開発を行いました。時代とともに進化する科学技術に対応する教育のため、そして常に子どもたちの学びへの好奇心を持ち続け、独創的に問題を解決することの一助となるため「レゴR エデュケーションWeDo?」が誕生しました。

その問題点に対し、どのように対応したか

レゴ社では製品安全のためケミカルテストや耐久性テスト等、厳しい検査を続けています。環境保全の面では、原材料、梱包、流通に関わるエネルギー消費を削減し、2003年には国連の「グローバル・コンパクト」に参加しています。教育においてはグローバル企業として、欧米やアジア主要国ではレゴ教材が学校で活用されていますが、新興国の教育発展における貢献、情報化社会に対応する先端技術教育という課題に直面しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ウェブサイト www.LEGOeducation.jp/wedo にて情報提供
http://www.LEGOeducation.jp/wedo

審査委員の評価

世界中に普及した玩具であるレゴは、いわばおもちゃ界の古典の部類に入るが、そこにセンサーやモーターが加わり、ロボット教材としての役割を担うことによって、創造的教材としての新たな道を切りひらいたといえる。また、価格を押さえることにより、新興国でも科学技術に対応する教育を行なうことが可能となった。これは、いわばCSRとしての役割も担っているといえるだろう。単に技術や知識を学ぶだけではなく、コミュニケーション能力や、問題解決の道筋を考えるための道具としても優れており、はじめて手にする子どもたちでも直感的に扱えるデザインとなっている点も評価できる。

担当審査委員| 和田 達也   大月 ヒロ子   橋田 規子   日高 一樹  

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