GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電子棚札システム [SII電子棚札システム『ELシリーズ』]
事業主体名
セイコーインスツル株式会社
領域/分類
仕事領域 - 産業・企業向けサービスシステム
受賞企業
セイコーインスツル株式会社 (千葉県)
受賞番号
09C06008
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

電子棚札システムは、食品スーパーなどの値札とレジ売価の不一致を防止する事が目的のシステムです。SIIの『ELシリーズ』では、値札を従来の印刷ラベル等から視認性の高いメモリ性液晶を搭載した電子棚札端末に置換え、店内の天井などに設置する無線中継機等を介してストコン/POSと接続、常にストコン/POSデータと連動した正確な情報を表示することが可能です。それにより従来人手に頼っていた、特価情報などの価格変更作業を自動化・即時に更新できます。加えて表示データを自由に作成できる画面制作ソフトや、様々な形状のPOPの取付けを可能にする棚札端末機構によって、販促効果を高める事も可能です。

プロデューサー

セイコーインスツル株式会社 データサービスシステム事業部 事業部長 小林良夫

ディレクター

セイコーインスツル株式会社 デザイン総括部 コーポレートデザイン部 スペシャリスト 久米寿明

デザイナー

セイコーインスツル株式会社 デザイン総括部 コーポレートデザイン部 デザイン開発グループ 千田拓己

発売
2009年4月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

買い物をするお客様のために大きなディスプレイを採用し、表示する文字サイズを大きくするなど見やすさを追求しました。また設置運用する店舗や、業務を行なう店員に対しては従来の印刷値札やセグメント表示の電子棚札よりも日常のメンテナンス性を高めることで、使いやすさの向上を目指しました。

デザイナーのコメント

電子棚札システムはSIIにとって新ジャンルの製品で、ほぼ全社を上げての開発体制のなか、企画者らと共にひとつずつ学びながら様々な課題に取組み、プロトタイプ開発から営業活動にまで参加してきました。具体的なカタチを創りだし、製品としてまとめあげていくプロセスにおいて、ユーザー視点に立った数々の提案を実施するなど、デザイナーが今までに無く大きな役割を果たすことができた製品と考えています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

店舗で買い物をするお客様が本システムを実際に目にして利用する最も重要な利用者になります。又、システムを稼動、運用するための店舗スタッフである施工担当者、システム管理者、店舗作業員、サービス担当者なども本システムの使用者となります。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

買い物をするお客様へは正確で間違いの無い価格を示すだけではなく、高い視認性と表現力で、安心と楽しい買い物体験を提供します。又、店舗スタッフへは、価格の間違いなどによって生じていたロスの防止に加え、更に従来の値札よりも商品の入れ替えに伴う値札入れ替え作業等の負荷業務を軽減できるため、業務効率の向上、省力化が実現できます。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

画面に情報を詰め込むあまり文字サイズが小さくなってしまわないよう、価格表示は必ず最大限大きく表示することを可能にすると共に、様々なフォントを自由に使用できるようにしました。また、端末の取付け角度を棚の高さによって変えられるようにしました。これにより取り付け場所に関わらず充分な見易さを確保することができました。

その問題点に対し、どのように対応したか

店舗には子供から老人まで様々な買い物客が訪れますが、セグメント表示の電子棚札端末の場合、取付け場所などにより見易さに問題が出る可能性がありました。

審査委員の評価

販売効率とCSの向上の観点から食品スーパーなどで導入の進んでいる電子棚札システムを、棚札端末の表示の高精細化、視認性の向上、省電力化など現状システムの改善を図るとともに、細部にもきめ細やかな工夫を盛り込んでいる。システムとしての完成度の高さが評価できる。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   タナカノリユキ   西山 浩平   原島 博  

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