GOOD DESIGN AWARD

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2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
商業施設 [Colesso 自由が丘]
事業主体名
株式会社コムラエージェンシー
領域/分類
仕事領域 - オフィス・店舗・生産関連施設
受賞企業
株式会社コムラエージェンシー (東京都)
受賞番号
09C05023
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東京・自由が丘に計画された、地下1階、地上4階の複合商業施設。自由が丘という優雅なイメージにとらわれず、流行に流されない力強さをマッシブな外観で表現。シンプルながら、街の象徴となる建物を目指した。建物の中心には、ダイナミックな4層吹抜けの中庭。各テナントをつなぐ階段をシンメトリーに配し、舞台のような非日常的空間を形成している。また、この階段広場は訪れるゲストの回遊性を高め、テナントやゲストのインタラクティブスペースとしての活用も期待している。

プロデューサー

株式会社コムラエージェンシー 代表取締役 小村峰之

ディレクター

株式会社コムラエージェンシー 代表取締役 小村峰之

デザイナー

木下道郎ワークショップ 木下道郎

建築家 木下 道郎

詳細情報

http://www.colesso.com

竣工
2008年10月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都目黒区自由が丘2-20-4

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

穏やかな住宅街と、にぎやかな商業施設の共存を成立させ、魅力的な街並み造りに貢献すること。建物自体に力強い個性を持ちながら、テナントの個性も受け止める事の出来る商業施設。互いの個性が共鳴しあい、新しい文化の発信基地となることを目指す。

デザイナーのコメント

最大効率の建築を成立させるパズルが最後に辿り着いた幾何学的外部空間です。階段で構成された中庭のアイディアはインドで体験した1000年以上前の階段井戸が原点になっていますバス通りに面したコンクリートの壁の向こうに展開される非日常的空間は自由が丘という街のなかの「舞台」です。日が暮れ始めて階段に埋め込まれた小さな灯りがともり夜が始まるまでの中庭の表情の変化がドラマティックです。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

自由が丘から、文化やトレンドを発信したいと願うオリジナリティー豊かなテナントオーナー。自由な発想と恵まれた個性で新しい自由が丘発の情報発信を企てている人。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

自由が丘という街でオリジナリティーを表現するステージを提供。建物自体が強烈な個性を持つ一方、テナントの個性を受け入れる懐の深さも併せ持つ。また、建物の中心にある階段広場は、その空間のインパクトがゲストの記憶に残るだけでなく、回遊性を高める工夫がされたデザインにより、集客の相乗効果になると期待している。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

街並みを大きく乱すことの無いよう、デザインの大きな特徴である階段広場は建物内に設け、道路からの外観はシンプルなものとした。しかし広場を内側に取り込むと事業面での容積確保が難しくなる。これは地下に店舗を設けることで解決し、街並みに呼応したスケール感を実現させた。階段広場に配されたスポットライトの光は、道路側の入口や小窓から柔らかくもれ、建物内の舞台を予感させる。商業施設としての視認性も確保した。

その問題点に対し、どのように対応したか

にぎやかな商業地域と静かな住宅街の境にある立地特性から、周辺の住環境に配慮した建物でなければならない。良質な街並みに相応しい建物にする事を前提に、いかに設計コンセプトを具現化させるかが課題であった。

審査委員の評価

こうした商業施設は地下が陰惨な雰囲気になるが、このダイナミックな階段空間により、どのフロアも隔てなく、快適な外部を得ることができている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   乾 久美子   佐藤 可士和  

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