GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
エンジンチェンソー [HITACHI: CS33ET/ CS33EA Tanaka: TCS-3301PFS/ TCS-3351PFS]
事業主体名
日立工機株式会社
領域/分類
仕事領域 - 産業・土木建築関連機器設備
受賞企業
日立工機株式会社 (東京都)
受賞番号
09C01012
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

エンジンチェンソーは、主に電源の無い場所で材木などを切断するために使用される、プロ用の工具である。エンジンの回転運動により刃付チェンをガイドバーに沿って周回させて、木材を切断する。山奥等の屋外で使用し、頑丈で取り回しのよい製品が要求される為、凹凸を少なくした筐体デザイン、重量バランスの最適化、業界初の二層成形ソフトグリップの採用を行った。また昨今の環境問題への配慮から、欧米の排ガス規制に適合した製品とし、且つ同じ筐体でハンドル形状を替えることで2仕様の製品をまかなう、省資源に配慮した製品を開発した。

デザイナー

日立工機株式会社 開発本部 デザインセンタ 坂井正登、小杉新悟、岡田雅則、掛札晋一

詳細情報

http://www.hitachi-koki.co.jp/powertools/

発売
2009年3月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

本製品は環境にも使用者にも優しい製品を目指した。環境に対しては、マフラー内部に触媒を設け、アメリカ、欧州などの排ガス2次規制に適合することを目指した。使用者に対しては、内部部品のレイアウトを見直して重心位置を最適化し、また枝払いの際などに引っかかり辛い凹凸の少ない滑らかな外郭形状とすることで、使用者が取り回しの良い製品を目指した。

デザイナーのコメント

現行機種に対し更なる使い易さを最重要項目とし、製品重心バランス、凹凸の少ない筐体形状、グリップの形状および、二層成形ソフトグリップの材質などを、徹底的に追求した。これにより作業時の取り回しが良く、身体に無理なく使用できるようになった。またスロットルをはじめキルスイッチなどを色分けし、ハンドル前端に配することで、緊急時の対応をすばやく出来るようにするなど、安全面での配慮も行った。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

林業、農業、土木・建築、木工、造園業

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

製品の外郭部品を枝払いの際などに引っかかり辛い滑らかな形状で凹凸を出来るだけ少なくし、筐体の風窓リブをハニカム形状にすることで外部衝撃に対し破損し辛くした。また、内部部品のレイアウトを徹底的に見直すことで重心位置を最適化し、更に手が滑り辛く取り回しを向上させる二層成形ソフト材をハンドルグリップに採用したことで、振動も伝わりにくい製品となり、使用者の負担が軽減した。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

エンジン主要部品の新設計。触媒入りマフラーの搭載。

その問題点に対し、どのように対応したか

世界主要国排ガス規制適合、騒音規制適合、環境規制適合など。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

金物店、大型ホームセンター

審査委員の評価

電源の確保ができない山林での作業は、エンジン動力が主役となる。このチェンソーは過酷な作業環境を考慮して凹凸の少ない造形にまとめ、燃料の注入など細部への気遣いや安心して作業ができるグリップ感は高い評価を得た。全体的に完成度の高いデザインである。

担当審査委員| 大島 礼治   福田 哲夫   村上 存   山田 晃三  

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