GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [コルティーレ 中川]
事業主体名
有限会社トラストワン
領域/分類
生活領域 - 戸建住宅・集合住宅
受賞企業
有限会社トラストワン (神奈川県)
株式会社陶器二三雄建築研究所 (神奈川県)
有限会社大一建工 (神奈川県)
受賞番号
09B08074
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

民間の開発が急速に進む、横浜市の港北ニュータウンの一画に位置する。周辺の大半は、低層接地型連続建て住宅(テラスハウス)である。本計画も同様の形式の賃貸住宅である。接地性と独立性を保ちつつ、雑然とした周辺の環境に対し、道路面からの建物の後退、シンプルな形態と構成により、良質な住環境の永続的保全と美しい景観の形成に寄与できる事をめざした。計画は、コの字型の2戸建ての長屋を2棟ならべたもので、間に中庭を配している。前面道路から2棟の間のアプローチを通り、中庭に面した玄関へといたる構成である。中庭にはシンボルツリーとして「モッコク」が植えられており、四季折々の表情を見せている。

プロデューサー

有限会社トラストワン 中村 靖、藤井 軍一郎

ディレクター

有限会社トラストワン 横溝 智、小山 雅之+陶器二三雄建築研究所 陶器二三雄、飯田辰彦+有限会社大一建工 大野総樹

デザイナー

陶器二三雄建築研究所 陶器二三雄、飯田辰彦

利用開始
2009年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

横浜市都筑区

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

本計画は事業用の賃貸住宅のため、事業者、管理者、居住者のそれぞれに対して、魅力的な計画となるよう配慮することをめざした。事業者に対してはローコストであることで事業費の低減を目指した。管理者に対してはライフサイクルコストの低減による維持管理費用の低減と、経年変化や、劣化による入居率の低下のない外観や内装を目標とした。居住者に対しては、良質な住環境による豊かな生活が送れる住まいとなるように配慮した。

デザイナーのコメント

2つの敷地にテラスハウスがそれぞれ建つ、ミニ開発的な乱雑な景観となるところを、1敷地1建物という法規制を守りながら、2つの敷地を一団地の様にまとめた。中庭からのアプローチによる住宅として、コミュニティーの形成を計りながら、シンプルな形態としてまとめた。その結果、周辺環境を整え、美しい街並み形成の一翼を担うことができた。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

周辺の賃貸物件の間取りや近隣環境から想定した使用者は、30歳代?40歳代の4人家族程度を想定している。しかしながら、賃貸住宅である以上、様々な利用者に対応することが求められた。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

郊外型の住宅として家族が豊に暮らせるよう、周辺からの騒音対策、採光、防犯、さらに賃貸住宅の性質上、当然バリアフリーに対しては細心の配慮を行っている。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

4戸が1コミュニティーを形成する。都市近郊の住宅として個々が穏やかな「つきあい」ができるよう、中庭を中心に構成した。事業物件として、ライフサイクルコストの低減をめざし、ゆとりある階高、平面、耐久性のある建築材料を使用した、長寿命建築である。

その問題点に対し、どのように対応したか

雑然とした都市環境、住宅環境のなかでの居住者同士のコミュニティーのありかたと、事業としての賃貸物件の付加価値の形成を課題とした。

審査委員の評価

長屋であるが、1住戸の独立性がかなり高い配置となっている。道路に対しては閉じることで落ち着いた外観を形成している。玄関を共有の中庭に面して設け、コミュニティーの形成を図っている点も評価できる。

担当審査委員| 難波 和彦   高橋 晶子   手塚 由比   西沢 立衛  

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