GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [我孫子の木箱]
事業主体名
個人
領域/分類
生活領域 - 戸建住宅・集合住宅
受賞企業
宮澤一彦建築設計事務所 (東京都)
受賞番号
09B08037
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

木箱の様な外観を持った住宅。直方体の形をした住宅の表面には自然塗料で着色された杉の板材を並べ、雑木林の様な周辺環境の中に自然と溶け込むような色合いとした。大小様々なガラス窓からは周辺の環境が家の内部へと入り込み、1年の季節や1日の時間の中で家の中の快適な場所が変化する。シンプルな木箱の中に“お気に入りの場所”を出来るだけ沢山詰め込むことを考えながら計画した。

デザイナー

宮澤一彦 宮澤一彦建築設計事務所

詳細情報

http://www.mzaa.jp/works.html

竣工
2008年11月15日
販売地域

日本国内向け

設置場所

千葉県我孫子市

問い合せ先

宮澤一彦建築設計事務所
Email: info@mzaa.jp
URL: http://www.mzaa.jp

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

壁面と同面に納まっているガラス窓は“ペアガラス”、“光触媒コート”を基本スペックとして断熱性とメンテナンス性を高め、窓枠の隙間に納められた折り畳み網戸等を用いることでスッキリとした外観と快適な空間の両立を目指した。

デザイナーのコメント

雑木林と思っていた庭の木々は、クライアントのご両親が旅先の土地から 持ち帰った苗木を庭に植樹して完成した思い出の森であった。既存樹を避けながら要求面積を確保する為にシンプルな箱形状が生まれ、窓から見えるシンボルツリーを選定しながら根気よく建物の位置を調整した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

クライアント家族の子供達が庭の木々の中を走っている時に感じるであろう “移り変わる風景”や“草の上を自由に走り廻る気持ちよさ”を住宅の中にも取り入れたいと考えた。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

1階テラスから2階主寝室まで繋がる“1本の廊下”を引き戸で仕切りながら空間を作り、袋小路を出来るだけ作らないプランとした。通路の行き止まりはガラス面として視線の先には緑の風景が広がり、庭の蝶々と共に家の中を走り廻る子供たちを見る事が出来た。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

変化する外部環境に抵抗して快適なリビングを作るのではなく、季節や時間によって変化する“快適な場所”をリビングとする方法。窓から入ってくる気持ちの良い日差しに家族が集まり、自然とコミュニケーションが生まれる。家族が一つの空間で過ごす事自体がエネルギー効率を上昇させる行為に繋がると考えている。

その問題点に対し、どのように対応したか

様々な視点から論議されるエネルギー問題に対し、“省エネルギー型の住宅設備”、“地産地消による建築材料”といったアプローチではない“人の住まい方”による解決方法の模索。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

宮澤一彦建築設計事務所 ホームページ
http://www.mzaa.jp

審査委員の評価

木を主調とした全体の設計が非常にシンプルにまとめられているが、内外にいくつもの魅力的な風景を作り出しているように感じられた。ミニマルで禁欲的な表情を持ちながらも、周辺の緑と調和している点も魅力を感じた。

担当審査委員| 難波 和彦   高橋 晶子   手塚 由比   西沢 立衛  

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