GOOD DESIGN AWARD

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CC

2009

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ケース [イーケース]
事業主体名
株式会社グランデックス
領域/分類
生活領域 - 商品パッケージ
受賞企業
株式会社グランデックス (東京都)
受賞番号
09B02017
受賞概要
2009年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

イーケースはタタメット(畳めるヘルメット)を中心に震災時に役立つ緊急避難用品が収納できるコンパクトなケースです。さらに2つの追加機能がより安全な緊急避難をサポートします。●飛散したガラスから足を保護するフットカバー機能 (身近に靴がない場合に、イーケースを履いて緊急避難できます。) ●衝突物や火の粉から肩や首を保護するショルダーカバー機能 (首、肩を覆うことができ、シコロの代わりとなります。) 【素材】表地:難燃性ナイロン 中綿:ポリエチレン(厚さ5mm) 中板:ポリエチレン板(厚さ3mm) 裏地:ポリエステル【サイズ】355mm×240mm×55mm【重量】340g

プロデューサー

株式会社グランデックス 代表取締役 加藤 哲也

ディレクター

株式会社グランデックス 桜井 健、平井 琢

デザイナー

株式会社グランデックス 代表取締役 加藤 哲也

詳細情報

http://gdexs.com/Images/Users/e-case_chirasi.pdf

発売
2008年8月1日
価格

2,800円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

災害時の緊急避難に必要な物を、どうすれば身近に置いてもらえるか、または置きたくなるかという問題を開発テーマとしました。地震大国の日本において、自分の命を守る道具を身近に置いておく行為と考え方は、とても重要だと考えます。

デザイナーのコメント

アウトドアのガイド業、レスキュー講習のインストラクターとして長年従事しております。そこには常に自分の命を守る道具の存在があります。(①動き易い為に軽量コンパクト。②身近に携帯する為に最小限。)その為どの道具にも最大限のパフォーマンスと信頼性が求められます。そこには、単に道具を入れるバックやケースにも、しっかりとした存在理由が求められます。同じ観点で災害時に役立つケースの開発に取り組みました。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

防災用品は3つ商品群に分かれます。①震災時、家具等の転倒防止対策用品。②震災直後、安全な場所に避難する際に使用する緊急避難用品。③震災後、ライフラインが寸断され際に必要な災害生活用品。私たちは、災害時命を失う、又は怪我をしてしまう事態に直結する②の分野で役立つ緊急避難用品を入れるケースを考えました。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

イーケースは、震災直後に必要な用品を、出来るだけ身近に収納することを可能にしました。また、ケース自体に、付加機能を持たせる事により、より安全な緊急避難が実現しました。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

現在の防災用品には、日頃身近に置いておける用品が非常に少ないと考えます。デザイン性、収納性、機能性、信頼性が高い商品が少ないのです。イーケースはそれらの問題点に着目し、開発されました。身近に信頼できる防災用品を備える事が出来るからこそ、いざという時本当に役立つのです。またいつも身近にあるからこそ、常に安全に対する意識も高く維持できるのです。

その問題点に対し、どのように対応したか

自然の中、つまりアウトドアフィールドで活動するには「自分の身は自分で守る」という覚悟が必要となります。大きな視点で考えますと、我々人間は地球という大自然の中で暮らしています。日常の暮らしにおいても、「自分の身は自分で守る」という意識の向上は、社会的に課題だと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

弊社ウェブサイト
http://gdexs.com/FreePage.23.aspx

審査委員の評価

災害時の緊急避難用具として複数の使い方ができ、使用しない保管時に対する視覚的配慮もある点が総合的に評価されました。製品のメイン機能については簡潔なデザイン処理が施されているという一定の評価をしています。ただし、外観の文字グラフィックについては、もう少し洗練されたデザイン配慮が望ましいと考えます。これからの時代は、避難器具という非日常の用品においても適正な美観を持ったデザイン配慮が施されるべきだという認識を期待します。

担当審査委員| 澄川 伸一   安積 朋子   原 研哉   廣田 尚子   山本 秀夫  

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