GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
両面タッチ入力可能な透明インタラクティブディスプレイ [LimpiDual Touch]
事業主体名
東京大学
領域/分類
新領域 - 先駆的、実験的なデザイン活動
受賞企業
東京大学 苗村研究室 (東京都)
受賞番号
08D18037
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

LimpiDual Touchは,両面からタッチ操作できる透明なインタラクティブディスプレイです.透明無機ELディスプレイの両面にタッチパネルを配置した構成になっており,ディスプレイの背面からでも自分の指を視認しながら操作することが可能になっています.これにより,小さな画面上でも自分のタッチ点を見ながら正確に操作することができます.また,複数人用途において,ディスプレイの両側から2人が対面して透明な情報環境を共有するような,新たなインタラクションデザインの可能性を提供します.モバイル機器への組み込みやゲームなどのエンタテイメント向けの応用など,様々なシーンへの応用を考えています.

プロデューサー

東京大学 苗村研究室

ディレクター

苗村 健

デザイナー

岩渕 正樹、筧 康明、苗村 健

詳細情報

http://www.hc.ic.i.u-tokyo.ac.jp

研究開発
2007年11月1日

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

NintendoDSやiPhoneなどのタッチ式デジタル機器が普及し,指によるタッチ操作が浸透しつつあります.しかし,このような携帯機器への指入力は,入力時に自分の手指で下の画面が隠れてしまい,操作しにくいという問題がありました.この問題を解消するため,LimpiDual Touchでは,透明なディスプレイを背面から操作することで,自分の指と画面の両方を見ながら操作することを可能にしています.

デザイナーのコメント

ガラスやプラスチックなど,身の回りにある透明な素材をデジタルなインタフェースに変えることを考え,今回そのプロトタイプを実装しました.ショーウインドウ上に中の商品の情報を表示したり,メガネ上に眼前の風景の情報を表示したりと,透明な面での情報提示と操作が可能になれば,新しいインタラクションや空間デザインの可能性が広がると考えています.

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

タッチ式モバイルデバイスの使用者

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

本システムの「透明な画面の背面から入力する」という入力方式を用いることで,タッチ式のモバイル機器を使用する際に問題となっていた「タッチ時に自分の手指で下の画面が隠れてしまい,操作性が低下する問題」を解消することができます.

審査委員の評価

タッチ式のディスプレイは、そこに指でタッチすると情報は指に隠れて見えなくなってしまう。これを解決するにはディスプレイを透明にして背面からもタッチできるようにすればよい。またそうすれば前面と背面を使うことにより、二人が対話しながら情報を操作することもできる。このようなアイデアから生まれた本提案は、今後のディスプレイの新たなスタイルを予感させる先駆的なデザイン活動である。

担当審査委員| 内藤 廣   生田 幸士   原島 博   日高 一樹  

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