GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
香り通信 [香り通信モバイル]
事業主体名
NTTコミュニケーションズ株式会社
領域/分類
新領域 - 先駆的、実験的なデザイン活動
受賞企業
NTTコミュニケーションズ株式会社 (東京都)
受賞番号
08D18005
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「香り通信モバイル」はインターネット経由で香りを配信する「香り通信」のノウハウをベースに、PCを使わなくても手軽に香りを楽しみたいという個人のお客さまのニーズに応えた携帯電話用コンテンツ配信サービスです。携帯電話で広く利用されている映像(GIFアニメ)や音声(MIDI)のコンテンツに、リラックス、リフレッシュなどの心理的効用を持つとされる香りを組み合わせた複合コンテンツを、手軽にダウンロードし再生・編集・共有・交換できる仕組みを提供することにより、新たなコミュニケーションの可能性を広げます。今回の対象物は、このサービスを利用する為に必要な、香りを発生させる装置になります。

プロデューサー

NTTコミュニケーションズ株式会社 ネットビジネス事業本部 営業推進部 次世代コミュニケーション担当課長 境野 哲

ディレクター

NTTコミュニケーションズ株式会社 ネットビジネス事業本部 営業推進部 次世代コミュニケーション担当 濱田俊一、秋本光子、中居千絵

デザイナー

株式会社アクシス デザイングループ 松廣 未奈

詳細情報

http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20080407.html

ニュースリリース
2008年4月7日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都千代田区大手町

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

「香り通信」を”より身近に””より多くの方に”気軽に体験いただけることを目標として、携帯で制御可能な「香り通信モバイル」を開発。「香り通信モバイル」に対応するため、手軽に持ち運べるよう小型・軽量化及びデザイン性を重視させた新感覚の香り発生装置を製作しました。

デザイナーのコメント

新規性の高いアイテムなので、まず基本機能である「香りがすること」を想起させるデザインを心がけた。香り(気体)が中に詰まっていることを想像させるシルエットは、底を丸くすることでたゆたいながら部屋中に香りが広がる様子をイメージした。同時にアロマが本来もつ上質感の表現を試みた。また、気軽に使える印象を与えるために、機器というよりもインテリアとして捉えてもらえるような外観を目指した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

携帯電話によるコミュニケーションにおいて香り付きのコンテンツの利用に興味をお持ちの方。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

携帯電話で広く利用されている映像(GIFアニメ)や音声(MIDI)のコンテンツに、リラックス、リフレッシュなどの心理的効用を持つとされる香りを組み合わせた複合コンテンツを、手軽にダウンロードし再生・編集・共有・交換できる仕組みを提供し、新たなコミュニケーションの可能性を広げました。手軽に持ち運べるよう小型・軽量化しデザイン性も重視しました。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

今回開発したシステムでは、テキスト・画像・音声のコンテンツに香りを組み合わせてメッセージを編集し送受信することを可能にし、デジタルコンテンツによる感情の表現手段を広げ、コミュニケーションの幅や質を高めた。また16種類の香料をビーズ状にしてカートリッジに充填し必要な時に風を送って香気を放散する機構を新規に開発し、アロマオイルの無駄な消費や廃棄をせずに済むように工夫した。

その問題点に対し、どのように対応したか

デジタルコンテンツの世界は、テキストや画像といった視覚情報に偏重しており、感情のニュアンスを伝えることが難しく、人間関係のトラブルや高ストレス、心の病気などを生む要因となっている。また通常のアロマセラピーでは、火を使用することが多いため火災の原因になったり、稀少植物から作られたアロマオイルがすべて揮発しないうちに(アロマポットに張った水とともに)捨てられてしまったりするという問題があった。

審査委員の評価

携帯電話の操作で画像や音源データと連動して香りを提供する「香り通信モバイル」は、普及した携帯電話による新たなサービスとして、またそのコンテンツの発展可能性に対して高く評価した。お財布携帯や認証システムなど携帯電話の機能が拡大するなかで、ヒーリングなど現代社会のニーズ(人間的価値)に対してアプローチした取り組みである。香り通信モバイル本体のデザインは使用シーンに応じた展開が望まれる。

担当審査委員| 内藤 廣   生田 幸士   原島 博   日高 一樹  

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