GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デジタルビデオレコーダー [VR100]
事業主体名
サクサ株式会社
領域/分類
移動・ネットワーク領域/情報の移動 - 産業・公共用の情報機器
受賞企業
サクサ株式会社 (東京都)
受賞番号
08C15037
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は警備用デジタルビデオカメラである。高輝度LEDライト、赤外線ライト、赤外線カメラ、マイク、デジタルビデオレコーダ、液晶モニタを内蔵。最大の特徴は赤外線による暗闇での録画。警備員による夜間パトロール状況を映像と音声で記録することができる。懐中電灯型のデザインにしたのは、被写体に警戒感を抱かせず証拠を録画するため。徹底したシーリングによる高い防水性と優れた耐久性を備え、過酷な状況化での使用にも耐える。使いやすさを求めた操作面は、ライトのON/OFFボタンと録画機能ボタンを片手で操作することが可能。グリップローレット処理と本体へのストラップ取付け対応で長時間使用によるユーザの疲労を軽減する。

プロデューサー

サクサ株式会社 コンポーネントソリューション事業部 コンポーネント営業部長 板垣信之

ディレクター

サクサ株式会社 デザイン室 マネジャー 末田浩二

デザイナー

サクサ株式会社 デザイン室 谷本純

詳細情報

http://www.saxa.co.jp/

発売
2008年9月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

夜間撮影機能をもつ監視カメラを携帯可能とすることで社会の安全性を高めることが商品コンセプトである。問題は2つ。1、通常のビデオカメラでは暗闇撮影はできない。2、悪事を働いた者にカメラを向ければ、警備員に暴行を加える可能性がある。この2つの問題解決が目標であり、本製品で目標を達成した。

デザイナーのコメント

ライト照射を行いながら録画を行うという2つの操作を両立させる形状と操作面デザインを目標とし、立体モデルによる操作性検討からより合理的なデザインを追求した。また、ライトとビデオカメラの2つの機能造形の融合においてよりシンプルで美しい造形を目指し、堅牢で信頼性を感じさせる警備プロの道具としてふさわしい機器外観を創作した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

オフィスビルや公共施設、駐車場など夜間パトロールを行う警備員

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

ライトとデジタルビデオカメラを一体型にすることで警備員装備を軽減。夜間パトロール状況の簡易かつ高精度な記録を実現。被写体が撮影されるという警戒感から警備員に暴行を加えたり、カメラを壊したりするという行為をカメラと認識されにくい懐中電灯型とすることで軽減し、警備員の撮影行為の安全性を向上させた。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

機器起動時にパスワード入力でのユーザ認証機能を付加し、許可されたユーザ以外の使用を防止。販売ルートの徹底管理を行い、万が一のとき使用ユーザが割り出せる仕組み(顧客と製品をシリアル管理)を導入。環境配慮としてRoHS対応、鉛フリー設計を行い、筐体主原料アルミは、使用後回収、リサイクルを可能とした。

その問題点に対し、どのように対応したか

赤外線カメラは被写体に気づかれることなく対象物を捉えることができるため一歩間違えれば盗撮になる。プライバシー保護の観点からも悪用を防ぐための機能、対策が必要であった。

審査委員の評価

日本ではこれまでにない製品だが、そのオリジナリティを意匠によって提案できている。2種類のライト、カメラ、マイク、レコーダー、液晶モニタを破綻することなくまとめており、操作系は明快で分かりやすい。

担当審査委員| 戸島 國雄   平田 喜大   平野 哲行   山崎 和彦  

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