GOOD DESIGN AWARD

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2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン大賞

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受賞対象名
乗用車 [iQ(アイキュー)]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
領域/分類
移動・ネットワーク領域/身体の移動 - 身体の移動に用いられる機器・設備
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
08C12006
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

環境・エネルギー問題に向け真摯に開発した“マイクロプレミアム”カー。全長2,985mmのコンパクトなボディに4人乗車可能な超高効率パッケージを実現するとともに、サイズを感じさせない独自のデザインにより存在感と上質感を創出。また優れた環境性能と走行性能を両立する1.0Lエンジンを搭載し、同排気量トップレベルの低燃費を実現したほか、JC08モード走行燃費21.0km/L(10・15モード23.0km/L)を達成。低中速ではキビキビと高速では安定した運動性能を発揮、さらには最小回転半径は世界最小レベル3.9mを実現。9個のエアバッグやS-VSCを全車に標準装備するなど、高い安全性能を兼ね備えている。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社

ディレクター

トヨタ自動車株式会社 常務役員 平井和平

デザイナー

トヨタ自動車株式会社 デザイン本部 トヨタデザイン部

詳細情報

http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Oct/nt08_068.html

発売予定
2008年
価格

0円

販売地域

日本国内向け

問い合せ先

トヨタ自動車株式会社 デザイン本部 グローバルデザイン統括部 デザイン広報グループ

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

地球環境・エネルギー問題に関心の高く、プレミアム感を求める高感度な人に対し、質量ミニマイズによりCO2排出量を削減しつつ、トヨタデザインフィロソフィー「VIBRANT CLARITY」に基づき「小さくても広い」という相反する要素を実現させたデザインにて、スマートな移動手段を提供。“マイクロプレミアム”カーの先駆者として市場を築き上げ牽引することで、地球環境・エネルギー問題に貢献することを目指した。

デザイナーのコメント

小型高性能という日本人が強みとする先端技術をベースに、環境問題に応えるクルマの実現にあたり、新しい時代の到来を感じさせる先進感と、誇張表現に頼らない新しいプレミアム感を追究。“マイクロプレミアム”カーという新ジャンルを確立しコンパクトカーデザインのパラダイムシフトのトリガーになることを願い、画期的なパッケージを基に独自のプロポーションを生み出し、大胆、かつ、アイコニックなデザインに仕上げた。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

最先端の情報や経験に裏付けられた自分なりの「こだわり」と、型にはまらない「自由な自己表現」を重視している、新たな価値に敏感な人達。例えば、東京、ミラノ、パリなど、交通環境が問題視されている大都市において、スマートに、かつ、ハイセンスな移動を求めるクリエイティブ層、など。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

環境・エネルギー問題への一つの解として“マイクロプレミアム”カーを提案。トランスミッション構造変更・燃料タンク床下配置によるタイヤの四隅配置や薄型シート、エンジンルーム・エアコン小型化などにより超効率パッケージを実現。優れた環境性能エンジンと空力特性を考慮した形状にてJC08モード走行燃費 21.0km/Lを実現。世界初後席乗員頭部用エアバックを装備し高い安全性能を実現(社内測定JNCAP6相当)。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

1) 小型軽量化により優れた燃費性能を実現(10・15モード走行燃費23.0km/L)。2)全長3m未満のサイズにて過密する都市の交通環境問題への一つの解を提示。3)デザインと性能面で付加価値の高い“マイクロプレミアム”カーを提案。4)日本人の価値観や美意識に根ざした独自のデザインの提案。5) 日本人が得意とする高効率パッケージの提案。6)コンパクトカーの安全性を追求し世界初、計9個のエアバック採用。

その問題点に対し、どのように対応したか

1)地球環境・エネルギー問題。2)過密する大都市の交通環境問題。3)コンパクトカーの価値観再構築。4)日本人の価値観や美意識に根ざした車両デザインの提案の更なる向上。5)コンパクトカーのスペース効率再構築。6)コンパクトカーの安全性。

審査委員の評価

多くの世界初を持つ究極のリミット設計に驚かされる新型車である。イノベーション的技術による開発ではなく、従来のテクノロジーの高密度設計により、軽自動車とは異なる新しい超小型4人乗りプレミアムカーという、概念を超えた完成度の高いダウンサイジングの可能性を生み出した。乗り心地、安全性は、今後世界の小型車に新風を吹き込むことは間違いない。車輛が満ち溢れている都市交通のあり方に新しい概念を生むだろう。

担当審査委員| 山村 真一   木村 徹   沢村 慎太朗   松井 龍哉  

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